味にもあるのか走馬灯

ふらりと入った町中華は、20年以上前に食べたことがある味だった。

もちろんそれは錯覚で、場所も店も違うのだけど。
あの時はおじいちゃんが生きていて、家族は一緒だった。

おじいちゃんの会社で、おばあちゃん、おじちゃん、父、母が働いていて。絵に描いたような家族経営。
私にとって会社は遊び場だった。

夏休みは毎日のように「出社」する。
街におりるか、店屋物をとるか。

店屋物の定番のお店の一つが中華だった。

特別美味しい訳でもないのに、殴られるようなインパクト。
オムライスにしなくて良かった。きっと泣いていた。

※つぶやきの再編集です

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