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サステナブルなアウトプット

freeeのブランドチームでアートディレクターをしているmegです。この記事はfreee Designers Advent Calendar 2022の19日目となります。

今回は、直近のブランドの未来を考える会で、1回で完結してしまうのではなく「アウトプットに、よりサステナブルを意識していこう」という話が出たので、そのことについて書いてみたいと思います。

持続可能性(じぞくかのうせい、英: sustainability〈サステナビリティ、サステイナビリティ〉)は、将来にわたって現在の社会の機能を継続していくことができるシステムやプロセスのこと。

ウィキペディア引用

現段階で、意識したいサステナブルなアウトプットは3種類です。

  1. サステナブルな「デザインアウトプット」

  2. サステナブルな「企画アウトプット」

  3. サステナブルな「グッズアウトプット」

特にブランドチームが意識していきたいのは12になります。

1.サステナブルな「デザインアウトプット」

これにはABの2つの方向性があります。

1-A. 多くの人がいろんな用途で使えるアウトプット

ひとつのデザインアウトプットを、多くの人達が、いろんな用途で使える。

例えば、freeeのブランドサイトからダウンロードできるfreeeロゴ、freeeイラスト素材集、プロダクト画面素材集、3Dのデバイスモックアップ集のようなアウトプットがこれにあたります。
*社内や社外の関係者の方のみにアクセスを限定している素材集もあります。

これらのアウトプットは、使う人のアイデア次第で、いろんな広がりがあります。

モジュール化されたイラストの素材集:顔・胴体・腕・足に分かれたパーツの図
モジュール化されたイラストの素材集
3Dのデバイスモックアップ集:角度違いのパソコン素材が3つ並んでいる様子
プロダクトの画面をはめ込んで使える3Dのデバイスモックアップ集
プロダクト画面素材集:確定申告マルバツチェックのパソコン画面とモバイル画面が並んでいる様子。
説明や販促に適したデフォルメがされたプロダクト画面素材集

1-B. 他の媒体でもアイデアを活用できるアウトプット

他のチームでも「使いたい!」となるアイデア。

ブランドチームのVisionに「freeeのブランドを守る・広げる・尖らせる」という項目があります。
「尖らせる」には「freeeらしい新しい表現を開発する」という意味があります。

ブランドチーム発信で、freeeブランドを尖らせた結果、「他のチームから、このデザインアイデアを使って、〇〇を作ってみたい」となった状態がこれにあたります。

具体例を上げると、インパクトを特に出したいビジュアルを作りたいが、freeeのスタンダードなイラスト表現だと、キャンペーンの特別感が少し足りないという時に何かできないか、と考えた末に生まれたfreeeの線イラストの3Dイラスト化、面のイラスト化がそれにあたります。

freeeのスタンダードなイラスト表現:様々な個人事業主が並んでいる様子
freeeのスタンダードなイラスト表現
ヒーローズデイのビジュアル:3人の人物の3Dイラスト
freee Heroes Dayのキービジュアル
電子帳簿保存法のキービジュアル:様々な個人事業主が5人列をなしている。
電子帳簿保存法のキービジュアル
社内イベント「大自由博」のポスター ユーザーとfreeeメンバーが風船と共に空を飛んでいるイラスト
社内イベント「大自由博」のポスター

2. サステナブルな「企画アウトプット」

定期的に同じ企画や取り組みを続けることができる仕組み。

freeeブランドをリニューアルしてから1年半ほど続けているブランド浸透のための「ブランドコア具現化プロジェクト」がこれにあたります。
freeeの各チームが迷わずブランドを具現化できるように、振り返りできるプロセスを作ったり、困っていたらサポートできる体制を日々アップデートしています。

様々なチームでブランドコア具現化に取り組んでいます:Workplaceのチャンネルがたくさんある様子
社内のポータルサイトのグループのキャプチャ:様々なチームでブランドコア具現化に取り組んでいます

来年は各チームが継続的に、楽しくブランドを感じつくせるイベントを企画中です。

3.  サステナブルな「グッズアウトプット」

無理のない、環境への配慮。

主にブランドチームが作るコーポレートグッズに関係するものです。

これは私の主観ですが、環境への配慮をグッズを手にしてくださるお客様へ託すのではなく、まずアソビゴココロあふれる楽しいグッズに満足してもらい、よくよく見てみたら環境への配慮も自然とできていて、より満足。ということができると素敵だなと思っています。

freee Water はそれができた、良い例になったと感じます。

今も、サステナブルなアウトプットをいくつか企画中です。
公開されたら、noteを更新してみたいと思います。

明日はShotaさんの「Design Leadになった今年の動き方を振り返る」お話になります。お楽しみに!

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