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つくりたいのはスナックじゃなくて、つながりの力で夢を形にする女性たちのコミュニティだった

スナックデルソーレGINZAを11月にオープンする恵ママです。

前回のnoteでは立ち上げの想いについて書き、たくさんの方から応援の言葉を頂きました。感謝の気持ちでいっぱいです😭

今回はソフト面についてのお話。私がデルソーレを通じて育てていきたいコミュニティの形について書こうと思います。

自身の原体験

私は、今でこそフリーランスとしてやりたいことを仕事にしたり、将来の夢を公言したり、実現に向けて行動を起こしたりもしているけれど、そもそも20代の頃は、自分の中に、やりたいことなんてなかった。周りから期待されたり、与えられた役割やミッションを全うすることで、自分の価値を見出していたように思う。

いや、でも本当は、腹の底では、やりたいことがあった。でも意識に上がってくることがほとんどなかったし、そもそも「自分なんかにできる訳がない」と思い込んでいたから、口に出す勇気もなかった。

こんな風に、自分の働き方や生き方を自ら切り拓いていけるようになった一番のキッカケは、社外のあるコミュニティに参加するようになったこと。それまで私の周りは大企業で働く会社員ばかりだった。そうではない多様な生き方や、当時の自分には全くなかった価値観を持つ人たちが、世の中にはこんなにたくさんいるんだと、衝撃を受けた。また、そこに行くと、いつも自分よりもずっと若い人達がやりたいことや解決したい社会課題などについてイキイキと語っていて、カッコイイな〜と思うと同時に、「自分が個人としてやりたいことって何だろう?」と、自問するように。

そんな中、コミュニティ内で共通の興味関心を持つ人たちと出会い、声を掛けてもらったことを機に、定期的に対話会を主催するようになった。小さな小さなイベントだったが、参加してくれた方達の表情が、対話を通じてどんどん変化していくのを目の前で見ることがとても嬉しかったし、何よりも、誰かから与えられたミッションではなく、自分が心からやりたいと思ったことをゼロから形にできるんだ、と実体験できたことは大きかった。

そこからは、少しずつ主体的に行動を起こすことができるようになり、人間関係も視野も一気に広がり、私の人生が大きく変化していったように思う。

やりたいことは、まず口に出してみる。そしてどんなに小さな一歩でも、とにかく行動を起こしてみる。なりたい自分や夢に近づくためには、それしかない。

でも、そもそも何から始めたらいいのか分からなかったり、不安で動き出せなかったり、一人だとできないことも多い。だからこそ、具体的なアドバイスをくれたり、時には刺激や勇気を与えてくれたり、共に最初の一歩を踏み出してくれる仲間の存在が、不可欠なのだと思う。

デルソーレが目指すコミュニティの形

デルソーレは、昼は会員制コミュニティの拠点として、夜は会員がママとなり会員からの招待制で営業するスナックとして、運営する予定だ。そこに集まるのは、一人一人が、夢や目標や社会に対して何かしらの想いを持っている女性たち。デルソーレに来ることで、自分が本当にやりたいことが、より速くより力強く加速していく、そんなコミュニティにしていきたいと思っている。

そこで重要になってくるのが、”Flat & Give first”のマインド。

Flat = 互いにリスペクトし合い、本音や弱さも安心して共有できる関係性
Give first = 誰かのため、コミュニティのため、まずGiveを楽しもう

と、定義している。

まず、やりたいことを本音で語れる関係性。
さらに、いつも応援してくれ、困った時には知恵を貸してくれる仲間でありメンターのような存在が身近にいるからこそ、地に足が付き着実にチャレンジできる。だから想いも行動も加速し、夢が現実のものになる。

あえて職種や業界などで縛っていない。自分とは全く異なる領域にいる人たちだからこそ、それぞれの持つ専門知識や経験をシェアし合うことで互いの学びになるし、場合によっては仕事や人脈もシェアし合えるのではないかと考えている。

なぜスナックなのか

と、疑問を持つ方もいるんじゃなかろうか(笑)
夢や目標を持つ女性が昼に集まる場であればコワーキングでもいいし、会員が月に1度ママとして主催する場だって、スナックじゃなくて講演やピッチイベントでもいいのでは?と。

これまで私自身がスナックのママとして、また客としても様々なお店に出向いてきた経験から、「スナックは、あるがままの自分で人との出会いやコミュニケーションを楽しむ場所」だと捉えている。

ママのお家にお邪魔しているような距離感の近さ、全員の顔が見える人数規模、適度なクローズド感ゆえに、公の場ではちょっと話しにくいような本音や裏事情も、ここでなら安心して話せる。またお客さん同士も繋がっていることが多いことから、初対面の方であっても必ず共通点があり、年齢や肩書き関係なくフラットな立場で、コミュニケーションを楽しめる。その上カウンターだから、時には話さずにPCに向かったり自分の世界に入っていても気まずくなく、自分がいたいようにいられる。

外で頑張っている女性達だからこそ、安心して気兼ねなく心の内をあかせたり、等身大の自分でいられる場所が必要なのではないか。迷った時、背中を押して欲しい時に、戻ってこられる居場所があるからこそ、外でチャレンジできるのではないか、そう考えている。

一方で、昔ながらの昭和のスナックは、お酒やカラオケで発散し、時には愚痴を言ったり過去の思い出話に酔いしれたり、、言うなれば、”過去に抱いた夢を諦める場所”ではないかと思ったりもしている(笑)この点において、私がつくりたい令和のスナックは、”未来のありたい自分に一歩近づき、夢を形にするための場所”にしたい。”会員制”や”招待制”などある程度クローズドな形で運営していくことで、そのコンセプトを保っていくつもりだ。

つながりの力で自分らしく豊かに生きる

最後に、デルソーレが目指していること。それは、一人でも多くの女性が「つながりの力で自分らしく豊かに生きる」を体現している世の中をつくることだ。

人と人とのつながりを大切にするのはもちろんのこと、自分自身とのつながりを実感できていることで、他者との比較ではなく自分の軸で生き、夢の実現に向けて前進し続けることができる。デルソーレを通じて、そんなカラフルな人生を楽しむ人が増えたらいいなと願っている。

デルソーレの想いや理念に共感してくれた方がいらっしゃれば、声を掛けていただけると嬉しいです。ワクワクするような未来を、共に切り拓きましょう^^

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