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エンジニア開発秘話

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ミツモアの生みの親であるエンジニア陣が、開発秘話を語っています。
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記事一覧

ミツモアCTO 柄澤が考えるエンジニアのキャリア論

こんにちは、ミツモア広報の花田です。 本日から、ミツモアの大切なカルチャーをお伝えする場としてnoteの運用を開始しました。 ミツモアではサービス拡充を爆速で進めていくために、ただいま採用活動を強化しています。 その中でもテクノロジーで労働生産性を上げることを目指しているミツモアにとって、エンジニア採用は扇の要のように最重要事項です。 そこで今回は、ミツモアの共同創業者、兼、CTOの柄澤が考える「エンジニアのキャリア論」というインタビューを通じて、「ミツモアのエンジニ

UberエンジニアEugeneが語る ミツモア"0-100急成長期"の開発秘話

こんにちは!ミツモアの新人広報担当の香焼(こうたき)です。 今回はDropboxやAirbnbなどに出資するY Combinator(※1)にも選ばれたスタートアップ創業者であり、Uberのエンジニア経験を持つミツモアのエンジニアEugeneとCTOの柄澤との対談をお届けします。 タイトルの"0-100"は急成長中のミツモアメンバーの人数。じつは、ミツモアのメンバーはまもなく150名に届こうかというところです。 現在、ミツモアは事業拡大を進めておりエンジニア・デザイナー・

【連載】エンジニアリングでビジネスをハックする 平均見積もり数を3倍にしたミツモアのテックリードが語るビジネス適応力

こんにちは、ミツモア採用広報チームの花田です。今回インタビューでご紹介するのは、エンジニアチームのテックリードである白柳です。 白柳は弊社ミツモアのCTO柄澤とヤフー同期入社という間柄。ヤフーではかなり大きなシステムのバックエンドのリニューアルのメンバーを担いながら、柄澤とエンジニア2トップといわれた逸材です。 白柳広樹  profile ヤフーにてヤフオク!の運用・基盤開発などを経て、フロントエンドのプラットフォーム刷新のPMとして主導。 ミツモアでは、テックリードとし

【連載】エンジニアリングでビジネスをハックする Google Playランキング1位エンジニアがこれからミツモアでやりたいこと

こんにちは、ミツモア広報の花田です。 今回インタビューでご紹介するのは、現在3チーム体制となったエンジニアチームの開発リーダーteradonこと寺井です。 「わからないことがあればteradonに聞け」というくらい開発チームの生き字引のような存在です。 寺井 大樹 profile SoftBankにて開発を担当後、クラシルの初期AndroidエンジニアとしてGoogle Play1位達成、Google Playベスト オブ 2017受賞。 法政大学 経営工学部卒 前職

試行錯誤を経てたどり着いたブレイクスルー的機能「自動応募システム」、その誕生秘話を紐解いてみる

2019年12月にリリースし、今や見積もりプラットフォーム「ミツモア」の“コア機能”とも言える存在になったのが「自動応募システム」です。 通常であれば依頼時に事業者を探し、その後はメールなどでのヒアリングを経て見積もりを作成…という流れになります。しかし、それが事業者側にとっての繁忙期だったら? 見積作成の時間が取れず、本当は案件を取りたいのに依頼者側に提案ができないという事態に陥ります。そのすべてを数分で解決できるようにしたのが、「自動応募システム」でした。 実は自動応

ミツモアCMをきっかけに明確化した「プロジェクト進行の課題」を、インセプションデッキを使って改善するまで

ミツモアでテックリードをしている白柳広樹です。 ミツモアでは、常に複数のプロジェクトが同時進行しています。具体的には、「依頼」「依頼後のやりとり」など機能ごとに開発チームが分かれていて、デザイナーは各チームを横断するように、プロジェクトへ参加しています。 組織規模が今よりも小さかったころは、そのやり方でも臨機応変に動けていました。しかし、メンバーが増えるとともに「ばらつき」が出始めたのです。そこでインセプションデッキを含めたリリースまでのフローをミツモア流にアレンジし、プ

日本企業を複数経験した外国籍エンジニアが語った、ミツモアのダイバーシティ

現在、ミツモアには日本人だけでなく外国籍エンジニアも在籍しています。 母国で働く選択肢もあるなか、なぜ日本で、そしてミツモアを選んだのでしょうか?また、多様なメンバーが集まるミツモアの環境はどんな感じなのでしょうか? そこで今回は、ケイさんとジョーダンさんが登場。日本へ訪れたきっかけ、そしてミツモアで働くまでの経緯を聞きました。 技術的成長やモダンな考え方を求めてミツモアへ ーお二人が日本に来るまでのストーリーをそれぞれ教えてください。 ケイ:私は留学をきっかけに来

創業6年目のリアル〜開発を止めない技術的負債との向き合い方〜ミツモア開発チームはどのような組織を目指しているのか

ミツモアは創業6年目を迎え、顧客のためのサービス向上を重ねてきました。一方プロダクト内は変更や改善の連続により、増改築を重ねた「ハウルの動く城」のように、いつかは改修に取り組まなければいけないことが増えてきます。多くのテック企業が抱えるこうした課題、エンジニア界隈では「技術的負債」といわれる課題に、ミツモアは実際どのように向き合ってきたのか、また今後の対応策は? これからのミツモア開発チームの組織運営方針までを、CTO柄澤とテックリード白柳に語ってもらいました。 技術的負債

定期的なシステムの健康診断(リファクタリング)でプロダクトに忍び寄るエラーを未然にキャッチ ミツモア エンジニアが敷く「10%ルール」とは

プロダクトを長期的に運営し、将来的なトラブルを減らしたり、トラブル対処の時間を短縮するために必要なのが「リファクタリング」で、人間で言うところの健康診断のようなものです。ミツモアでは業務の10%をリファクタリングに当てるよう意識付けを行っています。その意図やメリット、重要性についてエンジニア3人に語ってもらいました。 リファクタリングの体制についてーまずはじめに、ビジネスサイドの方にもわかるようにリファクタリングを簡単に説明していただけますか? 寺井:リファクタリングは、

自身の努力と周囲に支えられ「気づいたら成長できていた」 入社1年エンジニアの着実な成長記

大学時代の専攻とは違う分野に飛び込み、努力を重ねてエンジニアの職を掴んだ髙橋さん。初めての職場であるミツモアで約1年前から実務を積んでいます。急成長していると評価される中、実際、どのようなやりがいや課題を感じながらエンジニア生活を送っているのか、お話を伺いました。 髙橋ゆみ プロダクト部 開発1チーム 奈良女子大学卒。プログラミング未経験でエンジニア派遣会社に就職。2021年5月、派遣1社目としてミツモアにジョインする。 院進学を蹴って遅れながら就活を開始 ーエンジニア

サービス提供5周年で累計依頼数180万件超!急成長のミツモアが考えるSREとは

カメラマンや税理士といった様々な領域のプロが見つかる、見積もりプラットフォーム「ミツモア」。サービス提供を開始した2017年から丸5年を経て、累計依頼数は180万件を超えました。日々成長を続けるミツモアは現在、SRE(Site Realibity Engineering)部門の拡大を進めています。ヤフオク!の運用担当を経て、創業間もないミツモアに入社後、「ミツモア」の開発を支えてきたテックリードの白柳に、「ミツモア」のSREのこれまでとこれからについて聞きました。 これまで

モバイル端末でさっと見積もり、プロにおまかせできるミツモア依頼者アプリ誕生! 2ヶ月あまりで開発を実現したアプリチームの連携力を紐解く

「この開発の最優先プライオリティは何か?」チーム全員が全く同じ目標に向かい、それぞれがクオリティの高い仕事に務めること、それが働きやすい環境を作り、短期間でのモバイルアプリ開発を可能にしました。働きやすいと評判のアプリチームに開発の詳細について聞きました。 依頼者アプリ概要と開発前半〜徹底的議論―依頼者アプリのリリースおめでとうございます! まずはどのようなアプリかご説明お願いします。 溝口:依頼者アプリは、見積もりを受け取ってプロにお仕事を自由に頼むことができるプラット

1プロダクトで数多いサービスを抱えている複雑性を、 ミツモアのエンジニアたちはどうやって実現しているのか?

ミツモアのサービス領域では、およそ300のサービスの見積もりを1つのプロダクトで実現しています。業種は多岐に渡り、税理士や行政書士といった士業から、庭のお手入れや水のトラブルといった暮らしのお悩みまで。各業種で全く異なる業界慣習や、見積もり条件を、どのように1つのプロダクトで実現しているのか、ミツモアのエンジニア古参・坂本に語ってもらいました。 ▼プロフィール 坂本竜(@ryusaka) プロダクト部 開発3グループ 早稲田大学で情報工学を学び、インターンを経て2019年に

新規事業、初お披露目!「ミツモア」にソフトウェアの見積もり比較サービスが誕生。短期間で1万件依頼&15倍成長を達成した「リードジェネレーション領域」の可能性

社会の多様性が進み、各企業でのサービスも複雑化しています。インターネットを経由してソフトウェアが利用できるSaaSのようなサービスの提供方法が登場し、利便性が高まりました。一方で、一体何を基準にソフトウェアを選んだら良いのかわからない? そんなお悩みを解決すべく、「ミツモア」に新たに誕生した「ソフトウェアの見積もり比較サービス」(=リードジェネレーション領域)。このサービスでは、企業が提供する複雑なソフトウェアの比較を見積もりですっきり解決することを目指しています。通称、リー