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転職 or 社内?多様なキャリアアップの選択肢とは

こんにちは!ミートキャリアです。
今の働き方や仕事内容になんだかモヤモヤしている、もっと経験やスキルを発揮したい、チャレンジしてみたいと思っている方、キャリアアップのための行動を考えていいタイミングかもしれません。

でも、キャリアアップは必ずしも転職が伴うものではなく、状況によっては社内でのキャリアアップも望めるものです。そこで、ミートキャリアでは現役企業人事のキャリアサポーター(カウンセラー)お2人をゲストに招き、オンラインイベントを開催!
・そもそも、キャリアアップってどんな選択肢がある?
・それぞれの選択肢のためにどんなアクションをしたらいい?

について教えてもらいました。

<登壇者プロフィル>

石原 祥子さん小

ミートキャリア キャリアサポーター 石原 祥子さん
転職エージェントとして、約1200名のカウンセリングを実施。営業として企業の採用活動をサポート。夫の転勤で退職後国家資格キャリアコンサルタントを取得した後、人事として採用業務等に従事、現在は企業の人事で、教育全般、社内キャリアカウンセリング業務を担当している。

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ミートキャリア キャリアサポーター yoshidaさん
大手人材企業に新卒で就職し、営業、コンサルタント、企画担当など10年勤務。その後、ベンチャー企業に転職し、現在は採用・人事部長して約3年勤務しています。プライベートでは小学生、高校生の男児2児の母。WM歴、主婦歴10年以上のアラフォー独身。国家資格キャリアコンサルタントを保有。

人事としての経験や視点はもちろん、自らライフイベントに合わせてキャリアの幅出しを体現されているお2人のお話は参考になるはず!アドバイスや話のポイントをご紹介します。

◆◆

キャリアアップと聞くと「昇進」や「昇格」、それに伴う「昇給」を想像しがちですが、そもそも、キャリアアップってどんな選択肢があるのでしょうか?
お2人に聞いた選択肢がこちらの4つ!

① 昇進を目指す
② キャリアの幅を出す
③ 専門性を深める
④ 戦略的キャリアダウン

イベントでは、①~③それぞれの選択肢のためにどんなアクションをしたらいいのか、④はそもそもどういう事なのか?お聞きしました。

①昇進を目指す

昇進の希望伝えて

yoshidaさん:まず、昇進したいということをしっかり会社に伝えることです。特に育児で大変そうな時期は、業務負荷をかけすぎてはいけないと会社側としても配慮して昇進を打診しづらい時期はあります。
私は今の職場では9割が女性ですが、女性は特に昇進したいかどうか分からない人が多いです。個別に管理職を打診してみると「やってみていいかも」という人は多いのに、自ら手を挙げる人は少ない印象。だから、企業側としては言ってもらったほうがありがたいです。

石原さん:キャリアカウンセリングの中でスキルやマネジメントに適正があるなと思った方でも、「私には管理職無理だと思います」とおっしゃる方は多いです。特に女性はライフイベントの影響を受けやすいので、昇進に目線があまり行かないのかもしれません。
でも、ご自身を客観的に見つめてみてもいいのでは?今はまだ能力が見合ってないのか、見合っているけどブレーキをかけているのか、ミートキャリアのようなカウンセリングにきて、客観視してもらうのは良いことだと思います。

② キャリアの幅を出す

異動希望のときは

yoshidaさん:今、ご自分がどんなスキルがあるのかを整理したうえで、狙いを定めてキャリアの幅を広げるのが良いと思います。例えば、労務をやっている方なら、次は総務をやってみるとか、近いところから広げてみるのがいいと思います。

石原さん:転職支援の現場でも、社内キャリア相談の現場でも、「未経験職種に挑戦したい」「異動したい」という相談は結構あります。yoshidaさんのおっしゃる通り近い職務から始めるのは1つ、そしてもう1つ、人事に「決定させるための理由づくり(実績作り)」をすることをお勧めします。
その職務に関連した資格や勉強など、実績とまでいかなくても努力している姿勢が見えると、私たち人事としても異動でも採用でも「決定する理由」になります。お金を伴わないプロボノのような形でもいいと思います。行動しているということは興味関心があることですから。(プロボノ=職業上もっている知識・スキルや経験を活かして社会貢献するボランティア活動のこと)

私自身もキャリア・コンサルタントの資格を取って、始めはボランティアベースでやっていき、その後、社内でキャリアカウンセリングの機会を得て、今では社外でカウンセリングを提供できるくらいになりました。

yoshidaさん:私は前職に10年いましたが、職種は転々としていて、営業、企画、コンサルなどを経験しました。一見、一貫性がないキャリアと見えるかもしれないし、私自身が志望した職種ではないものもあります。でも、私自身はポジティブに捉え、フルスタックエンジニアのような存在、より幅を広げられる人ですと言っていました。
経歴に一貫性がないのでは…と不安に感じられる方もいますが、ポジティブに捉えてみてもいいのでは?と思います。

③ 専門性を深める

専門性とは

石原さん:こういう悩みをお持ちの方には、ご経験について確認したのちに、「もう既にその専門性をお持ちなのではないですか?」とお聞きしています。周りや市場と比較して自信がないという方でも、高い経験値や専門スキルをお持ちの方も多いからです。まずは今、ご自身が持っている専門性がどのくらいのレベル感なのか確認をすることは大事です。

次に、自分の強みと掛け合わせることで強くなっていくと思います。やみくもに専門性を高めるよりも、自分にとって何が深めやすいかわかった上で、掛け合わせでユニークさを出していくのがいいと思います。
例えば学生時代に専攻していた知識との掛け合わせ、高校の頃に興味があったこととの掛け合わせ、そんな風に掛け合わせることで、抜きん出る専門性が得られると思います。


yoshidaさん:私が前職でプロモーション(販促)担当になったとき、最初は素人なので外で勉強をしていました。スクールを受講したり、本を読んだり…。もちろん圧倒的な経験値は実務で積むんですが、社外で学んだことを活かしてPDCAを早く回す、という事を意識していました。
今コロナ禍で何でも大体オンラインでセミナーをやっていますよね。「●●の知識を深めたい」と思ったとき、検索するとどこかで必ずやっています。こういった外部セミナーを積極的に受けて、知識面でも増強するといいと思います。

④ 戦略的キャリアダウン

キャリアダウン

yoshidaさん:長いキャリア人生の中には「戦略的キャリアダウン」の時期があってもいいと思います。キャリアアップしなきゃというプレッシャーは強いと思いますが、例えば出産直後でそうい気分になれないときはそれを認めてもいいんです。

私は2人目出産直後半年で管理職になりましたが、かなり大変で、1年やった後、メンバーに戻った経験があります。これは「戦略的キャリアダウン」でした。長い目で見たときに今はダウンかステイかという選択肢があってもいいんと思ったんです。
その後色々な職種を経験し、子どもの年齢も大きくなり、自分も子育てをする生活に適応した頃、また管理職に戻りました。時が来たという感じです。

タイミングによってキャリアアップしたいときもあれば、ステイしたいときもあると思います。常にアップし続けないとと思うと辛くなります。そんな時の選択肢が「戦略的キャリアダウン」です。

◆◆

イベントに参加した方は②キャリアの幅を出す が気になる方が多かったようですが、これを読まれたあなたはいかがでしたか?

実は①なのに、心の中にしまっていませんか?
②でどんな風に幅を広げたら良いか自分では分からない。
③で掛け合わせる自分の強みって何だろう?
そんな風に思った方もいらっしゃるかもしれません。

客観的なマネジメント適性や、強みの活かし方、キャリアの幅の広げ方を知りたいなと思った方は、ぜひキャリアカウンセリングを利用してみてください。ミートキャリアのカウンセリングは傾聴だけでなく、積極的な情報提供やアドバイスも行うのが特長です。

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