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オンラインキャリアカウンセリングを軸に自分が「主導権を握る」転職活動ができた

41歳会社員、生き方の軸が見つかるまでの6カ月

ユーザーさん体験談インタビュー

システム会社に昨年10月に入社し、15年ぶりに顧客サポートの仕事をする高田亮さん。転職を考えたときは「得意の数学スキルを活かした仕事」が一番の条件だったのが、キャリアカウンセリングで自分が本当に優先したいものを探るうちに、変わってきたそうです。「時間をかけて考え抜いたことで、今後の生き方の軸もできた」という高田さんに、転職軸づくりから実際の活動まで行動し続けた6カ月を振り返ってもらいました。

―――高田さんは大学で数学を学び、数学の能力を活かせる保険数理(アクチュアリー)の仕事をされた後、様々な職種を経験されています。今回の転職を考えたのは、何がきっかけだったんでしょうか?

前職は正社員登用もある前提で入りましたが正社員化のハードルが高かったこと、定型業務がメインで自由度が低かったことから仕事を変えたいと思っていました。しばらく数学スキルを活かした仕事から離れていたため、「専門スキルを活かせる仕事に腰を据えて取り組みたい」と思っていました。

過去2回、転職エージェントに勧められた企業に就職したものの長く続かなかった経験があり、今回はまずミートキャリアに相談しました。


―――今回は転職活動前に一度立ち止まろうと思われたんですね。最初のカウンセリングではどんなことを相談されましたか?

この頃フリーランスで働くことにも関心があり、独立事業主であるキャリアサポーターの舘野 聡子さんにお願いしました。当時、登録していた転職エージェントからデータサイエンティストという職種のことを聞いて「これだ!」と興味を持ったと伝えると、自分の強みとの掛け合わせ方や、スモールステップで勉強を始めてみては?というアドバイスをいただきました。

キャリアサポーター舘野 聡子
キャリアサポーター舘野 聡子

そこで、カウンセリング後、プログラミング言語のPythonとデータサイエンスの勉強を始めました。

職種イメージで突っ走らずに済んだ

―――早速、勉強を始められた行動力は素晴らしいですね!そして、3カ月の講座が終了したころ、2回目のカウンセリングを受けられました。

将来フリーランスエンジニアとして働くことを思い描きつつ、40歳から挑戦することに不安も感じていました。そこで、IT業界に詳しい加畑 弘文さんにお願いしました。

キャリアサポーター加畑 弘文
キャリアサポーター加畑 弘文

この時データサイエンティストとその関連の仕事について職業理解や自己分析を深めるよう宿題をいただき、自分なりに調べた結果、「激務すぎるのでは?」ということに気づきました。また、「最初は組織に所属して体系的に学ぶのがいい」という気づきも得ました。

こうして結果的に、データサイエンティストは志望から外れ、個人事業主ではなく企業への転職を決めました。職種に対してイメージで突っ走ることから一旦立ち止まることができたので、大変有益でした


自己分析で仕事探しの条件が変わった

―――もう1つの宿題であった自己分析も徹底的に行ったそうですね?

自己分析をしてみて、転職の条件が変わりました。

自分が大切にしたいのは「70歳まで健康で楽しく働く」「家族との生活を大切にする」ということ。そのため、仕事探しの上位条件は「あと30年働けるよう、キャリアを積み直せること」「激務すぎないこと」「給与面で一定水準があること」とわかりました。最初に考えていた「数学の専門スキルを活かした仕事」は必須条件ではなくなりました

―――そして、8月に本格的に転職活動を始められました。この後は、転職活動の伴走者としてオンラインキャリアカウンセリングを利用されたんですね?

活動前半は転職市場に詳しい星野 莉奈さん、後半は企業人事の経験のある中村 公省さんに具体的な相談をしながら進めました。

キャリアサポーター星野 莉奈
キャリアサポーター星野 莉奈

職種はまだ1つに絞れていなかったので、過去の経験を活かせる営業や顧客対応、経理や経営企画といった大きな方向性を定め、先ほどの3つの条件を満たせそうな求人にエントリーを始めました。

この時、各転職サイトやIndeed、ハローワーク、企業HPへの直接応募などいろんな応募の仕方があると教わり、間口を広げられたのは良かったです。結果的に今の会社は転職サイトからの応募で決まったので、転職エージェント1本でやっていたら出会えなかった企業でした。


書類通過のネックを一つひとつ解消

―――エントリーを進めながら、次は書類通過のネックだと感じた「マネジメント経験がないこと」と「短期離職が続いていること」について相談されました。

はい。たくさん応募した中で書類通過は数社でしたが、書類通過した会社の面接に進んでみて、「年齢の割にマネジメント経験がないこと」「短期離職続きであること」がネックなのではと感じたからです。

しかし、数社での経験を一つひとつ棚卸する中で、チームのリーダーとして実績を出してきた経験があり、自分の中にマネジメント志向があることも確認できました。また、1社ごとに入退社理由の振り返りを行い、自分の言葉で筋の通った説明ができるようになりました。

また、この時キャリアサポーターの中村 公省さんからもらったフィードバックがきっかけで、「即戦力になれる企業選び」「採用側の視点での職務経歴書」を心がけるようになりました。職務経歴書の1枚目に活かせるスキルや経歴概要、「専門職だけでなく様々な職種経験があること」などの伝えたいことをどんと書きました。

キャリアサポーター中村 公省
キャリアサポーター中村 公省

その結果、書類通過率が格段に上がるようになりました。また、面接でも堂々と話せるようになりました。


内定受諾を迷わないように準備

―――そして9月、現在の会社に内定を得られました。受諾に迷いはありませんでしたか?

条件やその先の叶えたいことははっきりしていたので、選考過程でここだという実感はありました。そこで最終の社長面談前に、キャリアカウンセリングでプロコン(良い点・悪い点)を整理してもらい、内定が出たときに迷わないように準備しました

おかげで社長面談で内定が出たとき、その場で「行きます」と返答することができました。気持ちがブレることはありませんでした。

転職先は保険代理店向けのシステムを作っている会社で、私はシステムの顧客サポートを担当しつつ、社内のエンジニアとの橋渡し役も担っています。希望通りの仕事の裁量や年収、働き方に加え、社内でプログラミングを学べる環境もあり、今後のキャリアを広げられる実感もあります。


転職活動で今後の「生き方の軸」ができた

―――転職で叶えたいことが実現できそうですね!6カ月の転職活動軸づくりと実際の活動を振り返って、ご自身の中での変化や得たものはありましたか?

 就職が決まったことも嬉しいですが、何より今後の「生き方の軸」ができたのが良かったと思っています。あと30年のためにと転職を考えたものの、当初はそもそも今後の人生で自分が求めていることがはっきりしていませんでした。

また、この6カ月間前向きに考え、行動して目標を達成したことで自信がつき、それが仕事のモチベーションにもつながっています。
今、15年ぶりにお客様に接する仕事に就いていますが、不慣れながらも、前向きな気持ちでやれています。社長からプログラミング研修の話を打診されたときも、即座にやります!と答えることができました。

他人任せではなく、自分でたぐりよせた実感

―――高田さんは転職軸づくりから活動伴走まで、その時々の悩みや課題に合わせてオンラインキャリアカウンセリングを活用されていました。毎回の相談相手(キャリアサポーター)はどのように選びましたか?また有料カウンセリングの価値をどこに感じましたか?

3月から9月まで計7回利用し、転職後も目標振り返りの場として使っています。

キャリアサポーターは1人ひとりプロフィールを見たり、タグで検索したりしました。ミートキャリアは人事や転職エージェント、独立事業主など幅広いバックグラウンドの方がいる点が良かったです。また、相談して終わりではなく、カウンセリング内で次回までの宿題をくれるのがありがたかったです。

これまで2回の転職活動はエージェントに頼りきりでしたが、今回はミートキャリアを幹に、その木の枝に転職エージェントや転職サイトをぶらさげるような形で行いました。広い活動方向性の相談や本音でしゃべりたいときはミートキャリアへ。求人を探すときはエージェントやサイトへという形です。おかげで、今回の転職は自分が主導権を握り、自分でたぐりよせた実感があります。

元々、私は悩みを人に話さないタイプで、同僚や身近な人に仕事やキャリアの相談をしたことはありませんでした。だからこそ、有料のキャリアカウンセリングを選びました。自分で抱え込まずにプロに相談したことで、気づきや思考整理ができました。

自分の内面の変化は周囲にも伝わったようで、妻からも「自分だけで抱え込まず周りの人に相談できるようになって良かったね」と言われました。

 ―――高田さん、6カ月の振り返り、そして転職先だけでない「得たもの」のお話、ありがとうございました。時間をかけて考え、行動し続けた結果なのだと思います!

高田さんはご自身がカウンセリングでの対話で悩みが解消・整理できた経験から、今、職場のチームメンバーのコミュニケーションにおいても“気軽に相談できる場や雰囲気づくり”を大切にされているそうです。これを読んでいる皆さんも、まずは初めの一歩として気楽にご相談くださいね。

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キャリアサポーターからのメッセージ 中村 公省

キャリアサポーター中村 公省

「生き方の軸」や強みを創造・発見されたことによって、希望する仕事に転職できただけでなく、新しい職場でも活躍されている高田さん。私は後半の転職活動に伴走させていただきましたが、「生き方の軸」を見出される過程において、高田さんの笑顔と行動力も増していかれたように感じていました。また、実現したいこと・大事にしたいこと・そこに至るアクションをじっくりと深掘りしていくことは重要なのだと、あらためて気づかせていただけました。

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