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ワンオペ育児×時短勤務から、在宅仕事で家族との生活へ

働き方も、悩みのベクトルも、半年で劇的に変わった!
ユーザーさん体験談note

インテリア会社で新卒から13年働いていた名木美佳さん。綱渡りのワンオペ育児・ワーママ生活に「何かを変えたい」と思いながらも動けずにいたのが、2021年、ミートキャリアでの自己分析編受講をきっかけに劇的変化。夫のいる韓国へ帯同を決め、初めての転職活動を経てリモート仕事に就き、昔からの目標も叶えることができたそうです。

5月の渡航に向けて準備する名木さんに、激変の半年間と今の思いを聞きました。

ワンオペ育児×時短勤務に負担感

―――まずはこれまでのお仕事や自己分析編を受講されたきっかけを教えてください。

私は夫が韓国へ単身赴任をしていて、娘は現在5歳。ワンオペ歴は3年です。

仕事は新卒からいる会社で、時短で正社員。商品も人も好きでやりがいはありましたが、通勤に片道1時間かかり、また実家も遠方のため、仕事と家事、育児を1人で回す生活に負担を感じていました。そのため、子どもが小学校に上がるまでに負担のない範囲で在宅仕事をしたいと思っていましたが、ずっと、何も動けずにいました。

去年2月の異動内示をきっかけに、「このままでいいのか」を改めて考えるようになりました。コロナ前から在宅勤務をさせてもらったり、時短勤務を延長をさせてもらったりと、会社にはだいぶ助けていただきましたが、子どもの小学校入学やフルタイム復帰を考えるといずれどこかで生活に行き詰まるのではないかという不安がぬぐえませんでした。

そんな中、ミートキャリアの自己分析編を知り、「何かやってみようかな」と思ったのがきっかけです。テキストプログラム自己分析編を3月末にスタートしました。

※名木さんの受講したメールで行うプログラムは現在受付停止中です。最新情報はホームページでご覧ください。

自己分析中にふと降りてきた「自分への問い」

―――受講を始めて2カ月目の5月のある日、当初は考えてもいなかった「夫のいる韓国へ帯同する」と決めて宣言されたそうですね?!どんな心境の変化があったんでしょうか?

そうなんです。キャリアサポーターさんにメールでそう宣言したら、びっくりされました!笑

私は元々海外にあまり興味がなく、語学も達者ではないので、今まで海外に住むということを考えたことがなく、夫が韓国へ赴任する際も「絶対行かない」と話していました。

ただ、自己分析編の中で対話を重ねていくうちに「私はなぜ日本でワンオペする状況にこだわっているのか?」「自分で自分を追い込んで苦しくなっているのでは?」と疑問がわいたのです。自分が変わってみたら状況が変わるかもしれないとも思いました。

そこで、夫に韓国に帯同したらどんな生活になるかを聞き、様々な状況を1か月位じっくりすり合わせて決意しました。夫は驚くこともなく「来る?」とすんなり受け止めてくれ、当時は2021年12月に渡航することに決めました。

―――自己分析をする中で、今までにはない自分への問いかけをされたんですね?

はい。ある日、ふと、その「問い」が降りてきたんです(笑)。

今、思えば、夫の海外転勤が予定より伸びそうだったこと、コロナ禍で行き来ができなくなったこと、娘も当時4歳で落ち着いてきたことなど、様々な状況の変化もありましたが、一番の変化は私が凝り固まっていた考えを変えられたことです。

―――そこからの名木さんの行動が早かったですよね!6月には転職活動も始められました。

帯同を決めてすぐ会社に海外でリモート勤務できないか、と相談しましたが、状況的に難しいと伝えられました。日本に帰国後はリターン制度(元社員の再雇用制度)を使うこともできると聞き、それであればその間仕事を継続できる手段を探そうと思い、転職活動を始めました。

2021年12月に渡航するとキャリアサポーターさんに伝えたら、逆算でスケジュールを引いてくれました。11月に新しい会社へ入社、10月に現職を退職、6~9月で転職活動というスケジュールです。

ちょうどテキストプログラムの自己分析編が終了するタイミングでしたので、6月末からテキストプログラム転職活動編を受講して同時に転職活動もスタートしました。

最短で転職活動ができた理由

―――初めての転職活動で、フルリモートの仕事探し。10月までにいくつか決め打ちでエントリーされ、書類も通過したそうですね?

すでに3月から始めていた自己分析で自分の強みも言語化できていたので、職務経歴書を作るのもスムーズで、思いのほか面接にも早く進みました。

韓国でも働けることを前提にフルリモートの仕事で5社エントリーして3社は書類通過、2社に採用をいただき、1社は条件が合わず辞退という結果でした。

オンラインでアシスタントサービスを行う会社で、業務委託にて仕事を受けています。私は企画の仕事が長かったため資料作成などのスキルを活かせています。空いた時間でインテリアコーディネーターとなるための勉強や準備をしています。

そもそも私は海外から日本企業で働くときは「業務委託」ということも知らず、求人の探し方、企業の選び方も全部キャリアサポーターさんに教わり、面接対策等も都度オンラインキャリアカウンセリングで相談しました。

本やネットの一般論ではなく、自分の状況に合わせた情報をプロが適切に投げかけてくれたおかげで、下手に迷うことなくスムーズに進めることができました。自己分析をしたうえで転職活動に臨んだのも、最短で転職活動ができた一因だと思っています。

自分の強みに気づけた効果

―――キャリアサポーターと考えたスケジュール通りに転職準備と活動を実行されたんですね!名木さんは元々、行動力のあるタイプだったんですか?

いえ、全然です。ずっと、くすぶっていました。

実はインテリアコーディネーターの資格は10年前に取得していたのですが、社内の仕事が忙しくなってしまい、インテリアコーディネーターとしての道は半ば諦めていました。

そして産後ワンオペ育児や時短勤務ワーママ生活に悩みながらも、「もう35歳だしな」「転職なんて無理だよな」とネガティブになっていました。正社員を辞めたらキャリアが0になるとも、感じていました。

ただ、自己分析編の中で、これが強みですよと言っていただけたり、オンラインキャリアカウンセリングの中でこの強みはこう言い切る!といったアドバイスをいただくことで、自分の売りになる部分がだんだんと明確になっていき結果的に面接では全ていい評価をいただくことができました。

―――自己分析編の中で、「自分の強みに気づけた」ことが大きかったんですね。

普段無意識にやっていることは強みとも思っていないため、自分はいいところがない、と日々悩んでいました。しかし、キャリアサポーターさんに仕事や普段のエピソードを伝えるうちに、強みが見えてきました。

例えば、お客様相談室でメール共有システムの導入を上長に提案し、各担当者のメール処理時間の大幅削減を実現しました。言われたことを淡々とやるよりも、新たな情報を入手して改善することが好きです。こんな話をしていたら、業務改善力や問題解決能力があると、言語化することができました。

また、自分では認識していませんでしたが、「行動力がある」とも何度も言っていただきました。

悩みの方向性が変わった

―――今回、帯同を決めたことで、家族との生活と同時に「在宅仕事をしたい」という目標も叶えることができそうですね?

事情があって渡航は今年5月となりましたが、韓国では在宅で今の業務委託の仕事を続けつつ、韓国のカフェやインテリア事情を収集して情報発信や副業を始めたいと思っています。娘の小学校入学までに在宅仕事をしたいという目標は叶いましたし、インテリアコーディネーターにという理想も現実のものになってきました。

ミートキャリアに登録してからの半年間で劇的に状況が改善しました。新しい生活はこれからスタートするので、今後またそれなりに悩みが出てくるとは思います。ただ、今までの後ろ向きな悩みではなく、どうしたらより良い仕事ができるかといった前向きな悩みになるので、心持ちは全く違います。この半年、自分に向き合い、実際に行動して状況を変えることができ、本当に良かったと思っています。

―――最後にモヤモヤを抱えたまま踏み出せずにいる方へのメッセージをお願いします!

もし悩んでいることがあれば、まずは表に出してみてください。文字として書き起こす、人に話すだけでも、自分を縛っている思い込みや大切にしている価値観に気づくかもしれません。私自身、一人で今の状況を変えずに家事も育児も仕事も乗り切ると思っていた所に苦しさがあったので、韓国に行っちゃえばいいと根本的に考えを変えたら一気に楽になりました。

一人で考えるのが苦しかったらプロに相談してもらいたいなと思っています。

―――ありがとうございました!韓国での新しい生活を応援しています。インテリア分野での発信も楽しみにしています。

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キャリアサポーターからのメッセージ 川西 彩(担当当時)

「家族との生活を大事にしたい」という価値観を大事にされながら、テキストプログラム自己分析編+転職準備へ+オンラインキャリアカウンセリングを進めてきた名木さん。ご自身のキャリアと丁寧に向き合い、言語化することで、進むべき方向性と行動するための動機がクリアになり、この半年で別人!?というほどに変化されました!
名木さんほど行動力のある人はいないな、と感じていました。
これから韓国で積み上げていくキャリアも本当に楽しみです!応援しています!

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ミートキャリアには人事・人材業界でキャリア支援の実務経験があり、育休復職、転勤帯同、転職などの転機を経てライフステージに合った働き方を模索したり、副業・複業・フリーランス・フルリモート・週4日勤務などの多様な働き方を経験するキャリア支援のプロが複数在籍しています。

※2022.8  メールで行うプログラムは現在新規受付を停止中です。サービスプラン変更に伴い、名称やサービス内容、リンク先を変更しました。

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