【Instagram】政治の教科書メディア。月ごとにテーマを変える運用のお話/NO YOUTH NO JAPAN
Instagramのアカウント運用で悩むのは、日々のの投稿内容やテーマ。運用開始前に、投稿テーマ(旅行や観光、美容、時短料理など)を決めるのが主流ですが、大きなアカウントテーマのもとに月ごとに投稿するテーマを決めて掘り下げる運用をしている事例があったので、紹介したいと思います。
そのアカウントがこちら。
(画像をクリックするとInstagramに飛べます。)
昨年の参院選をきっかけに、知った人も多いのではないでしょうか。
写真を使うのではなく、オレンジとミントグリーンをテーマカラーとし、文字情報がメインで、図解が豊富な資料集を読んでいるようなアカウントです。プロフィールにもある通り、まさに政治の教科書メディア。
もともとは参議院選前に、若者向けに開設されたアカウント。Instagramのユーザー属性に適した若者をターゲットにした運用を行っていました。
ご覧の通り、Instagramのプロフィールを開いた際、今までの投稿が表示された時の見た目を考慮した運用を行なっており、アカウントを開いた時の第一印象がとてもいいです。
参院選後は政策に限らず、色々なトピックを取り上げながら、見せ方を試行錯誤している感じが伝わってきます。
年末年始は、このような投稿を行なっていました。
そして、注目したいのは、2020年からの運用です。
運用の特徴をまとめると、
・月ごとにテーマを設定
・オレンジとミントグリーンの投稿を交互に行う
・月の区切りで3分割のグリッド投稿をおこなっている
このように簡単なルールを作ると、とても視認性がよく印象に残りやすいと思います。それに、月ごとの運用もしやすいですね。先んじてテーマを月ごとに決めておき、投稿をどんどんストックしておいて定期的に投稿を行なっていくということもできそうです。
今までビジュアルファーストだったInstagramにおいて、写真だけで世界観を伝えるの運用のアカウントが多かったですが、世界観を保持しつつ、ユーザーが継続して見たくなるようなビジュアル×情報が詰め込まれたメディアとしての活用がすっかりお馴染みになってきました。ファッションやメイク、料理だけでなく節約術や便利なハウツー、レビューなど多岐に渡ります。
そのような変化の中で、政治や社会の仕組みについて知ることができるこのアカウント。多くの若い世代が見ているInstagramにおいて、現在の使い方の波に乗り、新しい切り口を開いたのではないでしょうか。いいね数こそ多くはないものの、ターゲットが存在する媒体でこのような情報発信を行うことは非常に価値があることだと思います。今後の投稿にも注目していきたいです。
また、何かこれは!というアカウントを見つけたらまとめて見たいと思います!
もっと充実した内容をお届けできるように、勉強に励みます!