宇宙の因果のシナリオ【けーこ目線のこぼれ話】
今朝、公開されたひみのストーリー。
第176話 宇宙の因果のシナリオ
この時の事は鮮明に覚えてるんだ。
桜が満開の時期。
『夜桜を見に行こう』というひみとの約束は叶わず、私は一人で夜桜を見に近所の公園に行ったの。
ひみに拒絶され、悲しくないわけがない。
けれど、だらだらと引きずっていても仕方ない。
私は私の”人生”を生きると決めている。
だから私が私でいることを何よりも大事にしようと思ったんだ。
夜桜を見ていたら、風が吹いて桜吹雪が舞った。
『あ、祝福だ』そんな風に思いながら一人寂しく夜桜を見てたんだよね。
ここからは、ちょっと厳しく聞こえるかもしれないけれど、あくまでも私自身の考えだからね。
『ひみが見ているタケ君はひみ自身』そう気が付いたのには理由があった。
怒りという感情は相手の”せい”で抱くものではなく、自分自身がもつ”何か”に反応した時に抱く感情。
そして怒りは二次感情とも言われていて、怒りを抱くその奥には”寂しさ”や”悲しさ”など「別の感情」が隠れているんだよね。
そしてひみが話してくれたリトの話。
なるほどって納得したことがあった。
私自身は自分の過去世に興味がないの。
というより、今世でさえ思い出なんてゴミと言い捨てるようなタイプなの。
必要な情報は必ず集まる。だから今この瞬間を何よりも愛したい。
ひみは過去世も全て愛するタイプ
私は今世を全力で愛すタイプ
って感じになるのかな。もちろんこれもどっちが良いとかではないよ。
過去世に興味がないという訳ではなく、自分の過去世でも必要な部分は知ってるって感じかな。
でね、前からひみのことが可愛くて仕方ないって思ってたのよ。
なんだろう。愛くるしいというか。幼いとは違うんだけど、守ってあげたいというかね。
ひみがリトだった。と知って、だからだったのかー!と納得したと同時にボロボロと涙が流れたんだよね。
あー、やっとわかってくれたんだ。そんな感情もあったのかな。
あの桜吹雪は、私じゃなく”ミト”に対してだったのかもしれないよね。ふふふ。
さて、本日のnoteは、けーこによる番外編でした。
たまにはこんな裏話も良いよね。
リト愛してるよ。おいものアイス食べられなくて残念だったね笑
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