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実体験、憑依が招くリアル大事故。あなたは自衛できますか?(その1)


こんにちは、ひみです。

今日は、自分軸がなかった場合における闇に飲まれる危険性をお話ししたいと思います。


その前にまず大前提としての話。

あらゆる意識は常に干渉し合っていますので、実は憑依されていない人などこの世界に一人もいません。
また、憑依と守護は紙一重です。
仮に守護霊と言われる存在でも、自分のほうが霊格が上がってしまえば、分類するとすれば憑依となります。
つまりどんな人でも、多くの守護体や多くの憑依体と共に生活しています。

さてその上で。
日常的に常にくっついたり取れたりしている、守護ともつかないただの憑依。
自分がニュートラルでありさえすれば、憑依であってもこちらと敵対することはありません。善玉菌や日和見菌のように、害をなさずに共存することは可能です。
ですが中に、程度の差こそあれ一般に、いわゆる『悪霊』と言われる類の害をなすものもあるかと思います。

敵意ある彼らを引き寄せてしまう理由は、ごく単純に平たく言うなら実は、
『自分の中に、彼らと同じ闇があるから』ということに他なりません。
他人の悪口大会で盛り上がる時、悪口を言っている人にも言われる人と同じ未熟さがあるのと同じようなかんじです。

また、人間意識も何かを助けてほしい時には、力になってくれそうな人、頼れそうな人のところに相談にいったりすると思います。
問題が起こった時、両親や信頼できる友人、社会人であれば上司や、子供なら学校の先生に相談するのと同じように、
憑依意識も、自分の痛みをわかってくれそうな魂の大きな人に吸い寄せられる一面があります。

その時の被相談者(憑依が寄ってきた時)の状況はおおまかに二手に分かれ、ひとつは相談者(憑依体)に飲まれて活力まで奪われ、どっと疲れて(憑かれて)しまうか、あるいはきちんと境界線を引いて公私を分け、自分のペースでいられるかのどちらかになると思いますが、
その分かれ道はやはり、『自分の中の闇を認めて闇と統合できているか』によって結果は全く違うものになってきます。

魂の器も大きく魂年齢も高く、けれども同時に多くの未浄化の闇を抱え、自分が地獄の中にいることに気がつかないで生活しているような人物。

相談者(憑依体)からしてみれば、そのような頼り甲斐のある大きな相手の中に、自分と同じ種類の未統合の闇感情を見いだすと、『傷を舐めてもらえる』ような居心地の良さを感じるから、その人に寄ってくるのです。
ですので憑依体に足を掬われない、憑依の影響を受けないようにするためには、自分の内側の闇と統合していくしかありません。

(言葉の選び方、説明の仕方が違うだけで、過去記事でけーこも私もこれまでも何度もこのことをお伝えしてきています。)

それを踏まえた上で、私の子供時代に起こったことと、学生時代に見たニュースの話をしたいと思います。



私の小学校には、朝の登校時に、町内ごとの子供達が決められた場所に集合してから一斉登校する“通学班“というものがありました。
班にはその地域に住む一年生から六年生までが所属し、高学年の班長、副班長を中心に全員揃ってから一列になって登校します。

当時六年生だった私は、一年生の女の子に特に目をかけていました。
明るく受け答えも聡明なその女の子は、私のことをお姉ちゃんのように慕ってくれていて、私もまたその子が大好きで、妹のように接していました。

ある日の集合待ちの朝。

私と彼女は追いかけっこをしてじゃれあっていて、その子に追いついた私は彼女の後ろからランドセルに手をかけて捕まえました。

けれども次の瞬間。

パッと視界が白くなって思考が一瞬飛んだあと、目の前に見えたのは地面に転んでいるその女の子。

「えっ?」と思ってびっくりしていると、彼女は擦りむいた膝に血を滲ませながら立ち上がり、ちょっと怒った、疑問をいっぱい浮かべた顔で私を指差して、

「この人に押されたー!」と言いました。

(え?・・・どういうこと?
私は何もしていない。大好きなこの子を突き飛ばすなんて絶対しないのに。一体何がどうなってるの?)

結局、目撃者もなく、子供同士だったこともあってそのまま有耶無耶になりましたが、驚くほどその瞬間の記憶だけが無く、自分でも納得がいかないし不思議でなりませんでした。
ランドセルを掴んだ感覚までが残っており、押した記憶も突き飛ばした感触もないままなのに、彼女の証言によると、私は加害者ということでした。

そんなことがあってから何年か後。
記憶が定かではないのですが、高校生の時か大学生の時の話です。

朝の登校の支度をしながら、テレビから流れるニュース番組を見るともなしに見ていました。
すると速報が入り、小学生の登校の列に車が突っ込んで、子供たちの何人かが負傷したとのニュースが流れてきました。

(長いのでその2に続きます)




(みんなのフォトギャラリーよりお借りしました。統合された闇とは本来とても美しいものです。善悪でジャッジしなければ、闇とはあたたかく優しく美しい一面もちゃんと供えているんです。
素敵なイラストをありがとうございました。)


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