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地元に帰ることは甘えだと思いたくない

就職活動をはじめてからしばらくの間、
東京で就職するか、群馬で就職するか、死ぬほど悩んできました。

たくさんの人と話して、そして、東京で頑張ってみようと決めたところだったのです。

それなのに、コロナで群馬に帰省してきてしばらく時間を過ごしてみると
群馬で生きたいと思うようになってしまいました。
どうすればいいんだろう。

東京で仕事を探すと決めたのは、
特に行きたい会社があった訳ではなく、
なんとなく東京の方が成長できそうだし、東京でしばらく働いてから戻った方が役に立てるんじゃないかと思ったからです。
東京のきらびやかな街に愛着を持っている訳ではなくて。

上野の博物館と美術館、大好きなミュージカルがみられる劇場の多さと、吉祥寺のサンロードだけは、やっぱり大好きだけど。

群馬の自然が好き、人混みが少ないところが好き、住みやすい。
でもそれだけで決めたら後悔するよ、ってたくさん言われました。
肝心なのは仕事。あなたのやりたい仕事がある場所を選びなさいって。
すむことだけを考えてたら、後悔するよって。

でも正直、やってみたい仕事なんてあんまりないんです。
悲しいことだけど、ないんです。

東京の方がたくさんの出会いがある、チャンスがある。
本当にそうなのかもしれません。
働いたことのない私にはわかりません。

けれど、地元が大好きだから、少しでも、いいから
役に立てたらと思っていることだけは本当です。

それでもふとよぎる不安。地元に帰りたい、これが甘えのような気がして。
甘えって言われるのも怖くて。
今の私には東京に就職する理由は、なんとなくできるであろう成長と、
時代においていかれることの恐怖。
東京にいたら、いろんな出会いがあるのだと思います。
実際私が4年間住んでみて、刺激的な場所だし、飽きることはありません。
人がいっぱいいて賑やかです。お店もいっぱいあります。
群馬には何もないかもしれません。退屈するかもしれません。
でも面白いものなんて探せばいくらでもあるかもしれません。
選んだ方を正解にしていくしかないのだとわかっています。

自分がどうしたいかが一番大切で、自分で選ぶことが大切。
でも、どっちを選んでも後悔するのでしょう。
ああ、でも怖いんです。決断することが。
私はどうしたらいいのでしょうか。




こんなこと書いている間に就活しなさい!って自分から喝が入ったので、
このあたりで失礼します。
今日も良い1日を!