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愛の不時着と梨泰院クラスと私

昨日、4年半働いた会社を退職しました。

自身、めったに感情が揺さぶらることが滅多にないのですが、
さすがに今回は何度も涙を流しそうになった場面がありました。

仕事はこれまで頑張ってきたつもりではありますが、
涙を流すほど頑張れたか、というとそれは疑問でした。
頑張るというのは自己評価にすぎず自己満では意味がない。
自身の仕事の性質上代わりは誰でもいます。
いかに関わる人に喜んで貰え、
お互い気持ちよく仕事ができるかを考えながら仕事をしてきました。
本当にこれまで多くの人に支えられ、
盛大に送り出して貰えたことがとても嬉しく涙につながったようでした。

また、今まであまり接点のなかった人からも激励の言葉を貰い、
自身の新しい選択をこんなにも後押ししてくれる人が
実はこれほど多くいたのかと、最後の最後で関係が深まった気がしました。

生きていく上で誰しも他人と関わりながら生きているので、
当然ながら、人はやはり一人では生きていけない。
今回、私はその繋がりというものを初めて実感しました。
それは、物理的な意味ではなく、精神的に大きな影響を与えるものだと。

人は他人の支えがあって、応援してくれるひとがいるから
強くなれるのだと身をもって感じました。

ところで、最近巷で話題の韓国ドラマ。
愛の不時着と梨泰院クラス。
この単語はさすがにもう聞き飽きた。
といいつつもしっかり観ました。

どちらの作品も純粋な恋愛だけでなく、
女性の強さも全面に出ているのが印象的。
それと、どちらも守るべきものがあり、
その守るべきものは自分ではない。
いつでも誰かのためを考え、ブレない行動が
一貫しているから誰にも振り回されることなく
強い意志を持って前に進むことができる。
進むことができるのももちろん、
信じてくれるひとがいるからなのです。

信じてくれる一人でもいれば、人は強くなれる。
それがより多くいれば、もっともっと強くなることができる。

そんなことをつらつら考えていた昨日の出来事でした。


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