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小さな光が舞い降りた夜

「母さん、今日、学校で褒められたよ!」


こんな言葉、小学一年生の息子から初めて聞いた。

息子の顔を見る。

興奮していて、ほっぺが紅い。
目がキラキラしている。

この春から始まった小学校生活。

詳細は、こちらをお読み下さい。→

大人の目を見なくなった息子…|meechan_eyes😎 #note https://note.com/meechan_eyes/n/na020ccfc4c7b

学校からの言葉や学校での出来事は、「陰」ばかりだった。

毎日、学校からの連絡帳を開くのが辛い日々…。

「陰」ばかりで、「陽」がなかった…。

息子のつぶやき…。
「学校、つぶれてほしい…。」

すいません、
母である私も、心の中で同じことをつぶやいていました…。

初めてもらった通信簿。
○△評価で、△がズラリと並ぶ。
担任からのコメントも「陰」一色。
怖かった…。

でも、唯一、図工には○がついていた。

息子は、絵をかくことが好きだ。

「本のしおりコンテントに応募してみようよ!」

息子に提案して、町の図書館で恐竜の絵本を借りた。

この恐竜の絵本を、他の人が読みたくなるように手書きの絵と文で表現していく。
最優秀賞受賞作品は、しおりになって、京都府内の図書館で配布されるらしい。

デザインや色を考えて、数日後完成して応募。
楽しかった。

短かったこの夏休みの思い出だった。

そして、息子の作品が、佳作入賞!!

学校を通さずに個人応募したのだが、学校に入賞の連絡があったらしい。

担任がすごく驚いていたそうだ…。
初めて褒められたらしい…。

昨夜は、一緒に寝ている布団の中で、息子を何度も褒めまくった。
母には、そんなことしか出来ない。

今夜は、ケーキでお祝いをしてやりたい。

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