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「決めつけられた一年間をふりかえって」  〜 2021春編3 逃げる親達 〜


R君(当時5年生現在6年生)のお父さんへ

そちらも、うちと同じひとり親家庭ですね。

何かと大変なのは、存じております。

昨年度の令和2年5月15日の夜、私はお宅に行って、R君とあなたに謝罪をしました。

覚えていらっしゃいますか?

新一年生の息子の担任より、息子が下校中にR君の手を噛んでツバを吐いたということを聞き、謝罪に行くように指示を受けたからです。

それから約1ヶ月後に、息子は下校中にR君とS君から、押されたり蹴られたりしていたことがわかりました。

R君からは、「悔しかったら噛んでみろ!」と言われていたこともわかりました。

あなたも、後に、このことを知られたはずですよね…。

私は、令和2年10月11日に、あなたが電話を下さるということで、ずっと電話を待っていました。

私は、あなたとお話がしたかったのですが、結局、あなたからは、あなたが指定した日にお電話をいただくこともなく、その後も一切ありませんでした。

どうしてですか?

うしろめたかったからですか?

その後、息子の登校時に、何度かあなたにお会いしましたが、目も合わさず、挨拶も一切なし。

驚きました。

あなたが逃げていらっしゃることが、よくわかりました。

令和3年4月11日(日)の今年度の地域子ども会の親の集会を欠席されることをお聞きし、残念でした。

息子が昨年度、上級生のR君とS君から暴力と暴言を受けたことについて、私はこの場を借りて、この地域の親御さんにお話をし、もうこんなことは、二度と起こらないようにしていこうという提案をするつもりでいましたので。

あなたの欠席を知り、私は、今年度の子ども会のリーダーであるS君のお母さんに、あなたが出席できる日に子ども会集会をしてもらうよう、日時変更のお願いをしました。

でも、S君のお母さんは、わたしのお願いに好意的ではありませんでした。

それはそうですよね…。

S君もR君と一緒に、息子に暴力をふるっていたのですから…。

結局は、4月11日(日)のあなたが不在の集会にて、私は発言をしました。

私は、確認もせずに小学校へ息子のことを通報したOオバサンのことや、息子に暴力や暴言を吐いた上級生のR君とS君のことを話し、もう二度とこんなことがないようにとの提案をしました。

しかし、案の定、OオバサンやS君のお母さんに、ご理解いただけず、グルになって吠えられました。

やはり、第三者の方(民生委員等)に出席してもらえばよかったと思いました。

よかったですね…。

あなた側の人間は、あなたを含め3人ですから…。

こちら側は、私ひとりです。

でも、昨年度に息子や私がこの地域で経験したことや子ども会の行事に参加できなかった理由をお伝えすることができてよかったと思っています。

私は、子ども会の集会で全員の親御さんに理解していただこうとは思っていません。

ただ、ひとりだけでも、息子と私の気持ちを理解していただけましたら、幸いだと思っています。

あなたと、S君のお母さん、Oオバサン、あなた達の息子(当時5年生現在6年生)3人は、私の息子の反面教師となりました。

上級生の男子が新一年生に暴力と暴言を吐く、登校班長は、見て見ぬふりをする…。

僕はあんな怖い6年生にはなりたくない、と息子は申しております。


S君のお母さんへ

今年度は、あなたが、子ども会のリーダーなのですね…。

R君のお父さんが出席できないため、4月11日(日)の子ども会集会の日時の変更をお願いしたのですが、あなたに、あのような対応をされ、残念でした。

それはそうですよね…。

私から、あなたの息子さんの暴力について言及されるのですから、あなたにしたら、たまったものではありませんものね…。

そして、あなたは、私におっしゃいました。

子ども会で発言をするのであれば、小学校の責任なんだから、小学校の関係者を呼べと。

だから、私は、今年度の地域担任で、昨年度と今年度、あなたの息子さんの担任であるB先生に来ていただけるようにお願いをしました。

しかし、B先生には断られました。

子ども会の集会当日、あなたとOオバサンにとられるであろう態度は、想像ができていましたので、第三者の方(民生委員等)に出席してもらうよう頼もうかと思いましたが、私ひとりで立ち向かうことにしました。

昨年度は、Oオバサンに息子が小学校に通報されたり、上級生のR君とS君から暴力と暴言を受けたことによる衝撃から、昨年度、Oオバサンがリーダーである子ども会の行事には、参加ができませんでした。

だからですかね…。

集会場所に行った時、親御さん全員、挨拶もなく、まるで無視をされているような気分でした。

R君のお父さんが欠席のため、きっとあなたは、私も集会に来ないものだと思っていたんでしょうが、私が集会に来たものですから、驚かれていましたね…。

私は、集会の最後に時間を少しいただけるよう、お願いをしました。

集会の最後に発言の場を与えていただき、ありがとうございました。

私の発言に、あなたは違うとおっしゃいましたね。

あなたの息子さんのS君は、私の息子に暴力をふるっていなかったと。

軽く後ろから押しただけなんだと。

あなたが現場を見ていたわけではないですよね。

どうして、そんなことが言えるのですか?

私は目撃者の証言を得ていますし、小学校も認めています。

今年度の子ども会のリーダーであるあなたは、御自身の体裁を保つためにそのようなことをおっしゃったのでしょうが、見苦しかったです。

想像はしていましたが、残念でした。

あなたも、逃げましたね…。



Oオバサンへ

私の予想通りに、子ども会の集会で、あなたは吠えまくりました。

私はこの一年間、ずっとあなた自身に尋ねたかった。

どうして、確かめもせずに、新一年生の息子のことを学校へ通報したのかを。

あなたの返答は、こうでした。

「確かめるのは、学校がすること。後は、学校に全部まかせたから。」と。

確かめるのは学校がすること、とおっしゃいましたが、学校は確かめることを一切せずに、あなたのおっしゃったことを鵜呑みにしました。

そのせいで、息子は長い間、地域と学校から悪い子と決めつけられてきました。

息子は、この決めつけられたことがきっかけで、大人の目が見れなくなってしまいました。

あなたの息子さん(当時5年生現在6年生)と、娘さん(私の息子と同級生)に対して、私の息子は何もしていません。

どうして、あなたに通報されなければいけなかったのですか?

私達家族にとって、あなたの行動は謎です。

そして、息子のことを責めておきながら、後に息子が上級生のR君とS君から暴力を受けていたことがわかった時、あなたはどんな気持ちでしたか?

その時、あなたの息子さんは登校班長でしたが、見て見ぬふりをしていましたね。

そのことについて、どう思われましたか?

あなたは、なんて無責任なんでしょう…。

確認もせずに、人のことを悪く小学校へ伝えた行為について、微塵も罪悪感はなかったのかと思うと非常に残念でした。

あなたも御自身の罪から逃げましたね…。








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