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運営メンバーご挨拶④

はじめまして、岡山大学医学部医学科の市川です。

今日はご挨拶を兼ねて、自己紹介とともに、私が本プロジェクトの運営に参加した経緯についてお話しします。

▼その前に、他の運営メンバーの投稿のご紹介です。
各々の思いが伝わる素晴らしい内容ですので、是非併せてご一読ください!

遠藤(発起人)
https://note.com/medstudent_comm/n/n8a8c9cafcd53
名倉
https://note.com/medstudent_comm/n/nbb7ac3aa746d
多賀谷
https://note.com/medstudent_comm/n/ncad7145d5476

自己紹介

私は一度法学部を卒業後、3年間の社会人生活を経て、今年4月に医学部に学士として編入しました。前職は、とある研究所の事務部門。元々文系だったこともあり、仕事を通じて科学の面白さに驚かされる毎日でした。

同研究所は、様々な疾病の機序解明や診断、治療に関する基礎研究も行っています。広報担当部署に配属された私は、報道対応の傍ら、そうした研究に関する患者さんやご家族からの相談にも対応していました。しかし私は研究・医療いずれについても専門知識がなく、歯がゆい思いをすることも少なくありませんでした。これは、私が医師になろうと決めた一つのきっかけでもあります。

コミュニケーション?

私は、前職では一応コミュニケーションのスペシャリストだったことになります。しかし患者と医師のコミュニケーションについては、その重要性は認識しつつも、今でもいまいち実感が湧かないというのが正直なところです。

というのも、私はこれまで医療に携わった経験はなく、身近にそのような話を聞ける医師がいるわけでもありません。医学生としてさえ、駆け出しの身です。

私は、編入試験の面接で「患者と医師のコミュニケーションはどうあるべきか」といったことを訊かれたことがあります。そのとき私は「患者には、それぞれが生きてきた人生があり、そのニーズも異なる。紋切型の対応ではなく、そうした違いについて想像力をはたらかせながらコミュニケーションをとることで、信頼関係を築くべきだ」と回答したように思います。

今でもこれが誤っているとは思いませんし、面接官にも納得いただけたようでした。しかし医療現場を知らない自分のそんな言葉に、自分自身どこか空虚さを覚えたことも事実です。

このような状態だったので、遠藤(本プロジェクト発起人)が運営メンバーへの参加を呼びかけたとき、私は、何より自分自身が患者と医師のコミュニケーションについて学びたいとの思いで協力することを決めました。

おわりに

患者主体の医療、パターナリズムからの脱却がさけばれる中、患者と医療関係者のコミュニケーションは今後ますます重要になるように思います。本プロジェクトを通じて、皆さんとともに学んでいければ幸いです。

そしてなにより、勉強会でお会いできるのを楽しみにしています!
お時間をいただきありがとうございました。

▼他の運営メンバー:
遠藤(発起人)
https://note.com/medstudent_comm/n/n8a8c9cafcd53
名倉
https://note.com/medstudent_comm/n/nbb7ac3aa746d
多賀谷
https://note.com/medstudent_comm/n/ncad7145d5476