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第55回医学教育学会大会で発表してきました!
第55回医学教育学会大会にて、私たちの団体の活動成果を発表して参りましたので、ご報告いたします。
概要
第55回医学教育学会大会は、7/28(金)~29(土)に開催され、7/27(木)にはプレコングレス、7/30(日)にはポストコングレスがありました。
※プログラムはこちら
ポストコングレスの学生シンポジウムの中で、私たちは「卒前教育において患者・医療者関係の向上のために学ぶべきコミュニケーション」として団体の活動について発表しました。
学生シンポジウムについて
「コロナ禍で生まれた学生主体の活動の成果と 『多様な場や人をつなぎ活躍できる医療人』に対する提言」として、私たちCoMedを含む4つの学生団体の発表がありました。その後、4つの団体でパネルディスカッションを実施しました。
コロナ禍で生まれた学生主体の活動の成果と「多様な場や人をつなぎ活躍できる医療人」に対する提言
Results of student-driven activities born out of the Corona Disaster and proposal for "medical professionals who can play an active role in connecting diverse fields and people.
座 長:
後藤 光(長崎大学医学部医学科)
SS-03-1
患者の語りを聴く-医学生が得るもの、患者が得るもの
西岡 龍一朗(富山大学医学部医学科)
SS-03-2
卒前教育において患者・医療者関係の向上のために学ぶべきコミュニケーション
名倉 慎吾(大阪大学 医学部 医学科)
SS-03-3
地域に溶け込み学んだ「地域と医療」の現状と未来
橋本 麻里奈(神戸大学医学部医学科)
SS-03-4
地域のSDHに学生が関わることを目的とした社会的処方の実践と結果
宮澤正咲(富山大学医学部医学科)
(1)発表
私たちは学生シンポジウムの中で、「卒前教育において患者・医療者関係の向上のために学ぶべきコミュニケーション」として発表しました。
![](https://assets.st-note.com/img/1691814827262-7jJ2PgPPLW.jpg?width=1200)
発表の要点
医学教育モデルコアカリキュラムにおいても、医療系学生がコミュニケーションの重要性について学ぶことの意義が具体的に明示されています(令和4年度改訂版のコアカリにはCM:コミュニケーションの項目があります)。
私たちが今まで実施してきた勉強会や交流会には、医療系学生の、患者さんとのコミュニケーションに対する関心を高める効果が得られました。
私たちの活動は、患者さんと良好な関係を築き、意思決定を支援して、安全で質の高い医療を実践する医療従事者の育成に寄与し得るものであると考えています。
今後の展望として、①医学教育への提言等を見据え、活動成果を質的研究とするために効果測定方法を整備すること、②患者さんとのコミュニケーションに関心がある学生が相互に繋がれる場を形成すること、を目指しています
(2)パネルディスカッション
テーマは以下の通りでした。
医学的に学ぶ知識が増えている中で、医学以外の学びをする時間があるのか?どこまで大学でカバーできるのか、すべきか?
学生の活動で大学、教員の協力を得るにはどうするべきか?(活動内容、広報、お金など)
様々な団体の発表を聞き、ディスカッションを通じて、私たちの活動の意義を再確認すると共に、熱心に活動している他の学生たちから刺激を受けました。
引き続き有意義なイベントを実施できるよう、運営学生一同頑張りますので、ぜひ気になったことなどをいつでもご教示いただけると幸いです。
次回勉強会は9/11(月)に実施予定です。
参加者の募集を開始したら、改めてnoteでご連絡いたします!