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3分で確認!! 本日の医療ニュース 23/9/11

おはようございます😃
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それでは早速本日の気になったトピックスを紹介していきます👇


【本日のピックアップトピックス】

①新型コロナのワクチン接種 全額公費の特例を今年度末で終了へ

新型コロナウイルスのワクチン接種に関する特例臨時接種が今年度末で終了することが決まりました。

来年度以降は、自己負担が発生する可能性がある定期接種に変更されるかどうか、厚生労働省が検討中です。

現在、生後6か月以上の希望者は自己負担なしで接種を受けることができ、その期限は来年3月31日までとなっています。

来年度からの接種については、一部自己負担が発生する可能性のある定期接種にするかどうかが検討されており、また、高齢者や重症化リスクの高い人を対象に年に1回行う案も議論されています。

最終的な方針は今年中に取りまとめられる予定です。

自己負担が発生する可能性が高い若年層に関しては、ワクチン接種という選択をする人は激減することになりそうです。

「感染予防」ということで見ると、新型コロナワクチンの役割は一旦終了したと言えそうですね。


参照元↓



②電子処方箋導入率2.6%どまり 半年超で大学病院は1カ所

こちらの記事では医療をデジタル化する柱の一つである「電子処方箋」の普及が遅れている現状が指摘されています。

電子処方箋の導入には重複投薬の抑制などの利点があり、医療費の削減につながることが期待されていますが、1月末に始まってから半年超にあたる8月27日時点での医療機関や薬局の導入率は、国の予算支援があるにもかかわらず、2.6%にとどまっています。

その主な理由としては、医療機関や薬局が高額な導入費用を負担しにくいこと、そして導入が進まないために利用できる人が限られていることが挙げられています。

一方で、10月から始まる「リフィル処方箋」の適用が期待され、電子処方箋は医療DXの一環として、健康リテラシー向上の重要なステップとされています。

厚労省は2023年度時点の試算として、仮に重複や多数の薬剤を処方する「多剤」が半分になれば600億円の削減効果があると試算しており、電子処方箋の導入が進めば患者に過去に処方された薬が分かるため、不必要な投薬が抑えられ、医療費の節減にもつながるメリットを強調しています。

このように明確なメリット国策として推進していくのであれば、もっとドラスティックに変革を促すことや、必要十分な支援をしていく必要がありそうです。


参照元↓



③新型コロナやインフルエンザの感染者増加 学級閉鎖も

新型コロナウイルスとインフルエンザによる学級閉鎖が夏休み明けから増加しています。

こちらは厚生労働省が発表している新型コロナウイルス感染症の定点当たり報告数推移です👇

出典:【厚生労働省HP】2023年 9月 8日 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の発生状況等について

日本学校保健会による統計によれば、8月25日時点では新型コロナで11クラス、インフルエンザで1クラスの学級閉鎖がありましたが、1週間後の9月1日には新型コロナで205クラス、インフルエンザで42クラスに増加し、8日午後3時には新型コロナで515クラス、インフルエンザで186クラスにまで増えました。

ちなみに私が住んでいる広島でもインフルエンザによる学級閉鎖が話題になっています👇

全国のインフルエンザの患者数も増加しており、1医療機関当たり2.56人となっています。

この時期のインフルエンザの感染拡大は異例の状況で、免疫の不足や新型コロナの感染対策による影響が考えられています。

感染拡大が学校でも確認されており、予防接種への意識が例年よりも高くなりそうですね。


参照元↓



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【医薬品供給情報】

こちらでご案内する情報は主に下記のサイトから情報を得ています。

医薬品の供給状況を確認できる大変便利で有難いサイトですので是非ご活用ください。

①日本ジェネリック


②キッセイ薬品工業


③興和・テイカ製薬


④第一三共


⑤第一三共エスファ


⑥ニプロESファーマ


⑦富士製薬工業


⑧Meiji Seika ファルマ


⑨ツムラ


⑩沢井製薬



こちらは主な情報元のDSJPさんの運営するTwitterアカウントです↓

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【その他のご案内】

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本日の情報は以上です。
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