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瞑想の初心者によくある5つの勘違い【瞑想のやり方解説】

この記事はブログYutaka-spirit.comで公開したもので、読みやすさを求める場合、Yutaka-spirit.comを見てください。

瞑想を始めようと考えていますか?

または、しばらくの間、瞑想を取り込んでいるけれど、自分には合っているかどうか自信はないかもしれません。

この記事では、初心者が陥りがちな5つの勘違いに焦点を当てながら瞑想について解説していきます。瞑想の初心者のために、瞑想について深く知るきっかけになるよう、ポイントやコツを細かく分けています。

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はじめての瞑想は、わからないことが多い

はじめて瞑想をしたきっかけはヨガでした。しかし、あの頃はこれが瞑想だと認識せずに、単純にポーズを行った後はとてもスッキリしたと感じたのです。

その後はキャンドルを見つめる瞑想や、日本で体験した座禅などで、瞑想に対する経験を積んできました。

正直、あの頃の私は様々な瞑想の形にイライラしていました。なぜかというと、キャンドルを見ても眠くなったし、日本で体験した座禅は足を痛めました。

「こんな夏の中でじっと座るのは無理だ!」と、夏の道場で瞑想を行いながら心の中で愚痴をこぼしていました。

「まあいいや、別に修行をしたいわけでもないし」

そう言い聞かせながらどの瞑想も試した程度で終わりました。真剣に取り込みたいなんて一度も考えていなかったです。

周りには瞑想やスピリチャルなことをよく知っている友達はいなかったため、瞑想の本当の意味も知るすべはありませんでした。

「瞑想は修行をする時にするものだ」と、2017年超越瞑想と出会うまでには、そう思っていました。

超越瞑想は本格的な流派です。単純なテクニックを一日2回、20分ずつ行うだけですが、集中力や足を組んで座らなければいけないなどのルールは一切ありません。

「瞑想って、いろいろあるんだなあ」と、その時初めて体験しました。そして、瞑想状態というものもはじめて体験したのです。

瞑想の仕方は様々です

私がYouTubeでよく公開しているのは呼吸に意識する誘導瞑想ですが、意識をして無意識の状態にたどり着く方法です。また、マインドフルネスなど、五感に注意を払いながらする瞑想法もあります。

最近は無意識のままで情報を受け取るような動画を作っていますが、どれも呼吸を整えて、無意識の状態を作ることを大切にしています。

「これは瞑想だ!」というものは実はなくて、あなたに合えば、立派な瞑想になります。

ここからは、瞑想の初心者によくある5つの勘違いを紹介していきます。もし、瞑想に対してモヤモヤも気持ちをすっきりさせたければ続きを読んでくださいね。

勘違いその1:「これは唯一正しい瞑想なのだ!」

はじめて瞑想するときはガイドが必要なのです。自分がよく耳にする方法や自分が行って気持ちいいと思ったものを「唯一正しい瞑想」だと思い込んでしまいがちなのです。もちろん、はじめたばかりの時は一つの方法で練習し続けたほうが良いのですが、「唯一正しい方法」だと思い込めば、瞑想に対する認識は深まりにくいのです。

なぜかというと、瞑想というのは「ある状態に入るための道具」であり、その状態がゴールなのです。

私ははじめたばかりの時は、たくさんを試してみたが、自分に合う方法に出会わなかったのです。だから、「瞑想には向いていないなあ」と自分で判断してしまいました。

おそらく、当時の私と同じような思いを持っている方も少なくありません。だからこそ、「これだ!」と出会ったときは一生懸命今の方法を支持したいと感じるのでしょう。

実は、人はそれぞれ身体的、そして精神的に異なる傾向を持っているので、万人に合う「唯一正しい方法」はありません。

これは、一万人がいいと評価している本をあなたが読んでも、必ずいいと評価するとは限らないことと、同じです。

瞑想は、何千年もかけて進化してきた素晴らしい伝統や歴史のある練習です。数え切れないほどのマスターが、自分の練習で悟ったものを人々にシェアしてきました。

そして、マスター自身の体験と信念により、瞑想のテクニックも様々な形をとっています。あなたは、その中から自分に合ったものを探していけばいいのです。

瞑想の種類

この記事で紹介しているのは初心者も始めやすい、瞑想方法の一部です。

●マインドフルネス瞑想:時間が経つのをゆっくりと感覚で味合うこと。例えば、ご飯をゆっくり噛んだり、呼吸を意識してゆっくりしたりします。
●集中した瞑想:五感のどれに集中する訓練で心を静めます。キャンドルを見つめたり、自然の音に集中するのは代表例です。
●動く瞑想:歩きながら瞑想をすることです。マインドフルネスには近い方法であり、体の感覚に集中することで無意識の中に入ります。アーシングはこの分類に入ります。
●マントラ瞑想:マントラとは音です。よくあるのは仏教のお経を唱えるマントラですが、ヨガで有名なのはOM(オーム)を唱えて瞑想に入る方法です。
●イメージ瞑想:目を閉じて、イメージを思い浮かべる瞑想方法です。音声の誘導瞑想にはよくあるものなので、内容により効果が違います。

初心者にはどの瞑想がよいのか?

どのような瞑想方法がよいかは、あなたが何を達成したいか、今の生活にどのように融合していきたいかによって、異なります。

もし瞑想をすることでストレスを減らし、不安やうつなどの心理的な問題を解決したいと考えているのであれば、マインドフルネス瞑想や超越瞑想(私が行っている本格的な流派)を始めるのが良いでしょう。どちらも、ストレスを緩和するという科学的な証拠はあります。
しかし、集中力をやしないたければ、マントラ瞑想、誘導瞑想、そして集中力を鍛える方法は良いでしょう。ただし、集中力が抱えている場合、集中した瞑想は苦痛に感じる可能性があるので、少しずつ時間を増やしていくのが良いです。

瞑想の初心者の素晴らしいところは、好奇心とオープンなマインドです。なんでも挑戦してみて受け入れようとする姿勢は、様々な悟りや気づきを生み出すのです。

そう、答えを知っている必要もなければ、何かを確信する必要もありません。どの練習が自分に合っているかを見極める段階は、この初心者の段階です。いくつか試してみて今の自分が一番気持ちがよくて、練習し続けやすいものを選んでください。半年から一年間、この方法を続けて変化を観察していきましょう。

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勘違いその2:理想的な体験を期待してしまう

他の人の瞑想体験を読んだり聞いたりすると、自分が瞑想するときに何が起こるべきかを期待してしまいます。意識の拡大を示してくれる他人の話は興味深いものですが、あまりにも早い段階で深くて理想的な体験を求めてしまうと、練習の邪魔になってしまいます。

自分が経験していることと一致しないと恐れや不信感が生まれてきます。その場で波動が落ちってしまい、イライラしてしまうのです。

「自分のやっていることが正しいのか」

「どうして他人のような体験はないのか」

「瞑想って本当に効果あるのか?」

と、

疑ってしまうこともあります。

確かに瞑想には様々な方法があり、練習者により、意識の体験も様々ですが、「判断しないこと」を大切にしてほしいです。

これは社会が教え込まれてきた「知識」とはまっ逆です。

人は判断をしているとき、「今」の意識から離れ、集中力も散ってしまいます。余計な思考を頭の中に招き、ますます休めない状態を作ってしまうのです。

もし、波動のことや量子力学のことを少しわかるのであれば、これはどういう意味なのかは、ご存じだと思います。意識はエネルギーです。エネルギーは散ってしまえば、当然瞑想状態(普段の意識を超越した意識)に入ることは不可能です。

実は、これが普段の状態です。

朝起きたら今日のやるべきことを思い出してしまいますよね。そして、一つのことをしながら次のことを考えてしまうのです。瞑想は、このような状態を減らすためにあるものなので、判断しない、余計な思考をしないクリアなマインドが大切なのです。

忍耐力と好奇心

瞑想だけではなく、何かをはじめるときは練習が必要なのです。私の場合本格的に瞑想を学びましたが、最初の一ヵ月はいつも寝てしまい、瞑想状態を体験するなんて、夢の話のような遠い話だと感じていました。

最初はいろいろ不安や不慣れなところは多いので、忍耐強く練習を繰り返す必要があります。特に思考は何もしない時によく出てくるので、余計なことを考えないコツを掴めるまでには、自分の感覚を確かめながら練習していくことが大事です。

自分で自分を批判したり、ある理想的な状態を求めたりしていることに気づいたら、その思考を意識して流していく必要はあります。なぜいつも考えてしまうのかと、自分を責めるのをやめて、呼吸に戻るのです。そして、呼吸をする感覚を単純に味わえば、自ずと考え事がなくなってしまいます。自分のフォーカスポイントが何であれ、注意を向けるだけでいいのです。


判断しない。

理由を求めない。

ただ、手放していく。


はじめのごろは、この言葉をガイドとして瞑想の練習を続けてみてください。

もし瞑想するときにいつも似たような考えが浮かんできたら、瞑想が終わったときに好奇心を持って自分の心に聞いてみてください。

「心を落ち着かせるために、何が必要なのか」

「今の現状を乗り越えるために何が必要なのか」

瞑想をした後は脳は普段の意識より落ち着いています。そのため、先ほどの体験について質問をすると、答えが自然に出てきやすいのです。

好奇心を持って自分の体験を観察し見守っていけば、自分の心と会話することを学習していくし、直感と悟りを促す習慣を自然に身に着けるようになります。

勘違いその3:すぐあきらめてしまう

私はまさにこの勘違いをしていました。一回や二回しか試していなかったのに、本で読んだ瞑想の効果や不思議を体験しようと期待していました。瞑想から得た素晴らしい経験や人生の転機について聞くたびに、「どんなものか試してみたい」という気持ちになり、すぐに判断してしまったのです。

また、初心者の方は嫌々ながらも瞑想を始めることもありますよね。友達や医者に進められてなんとなく始めたりするのではありませんか?本心では瞑想に関して疑い半分なので、当然得られる結果はあまり期待できません。

私は超越瞑想をはじめたの理由はまさに、友人の誘いでした。

正直、最初は胡散臭いと思って、自分は「正常な社会人だから、修行なんてしない」と心の中で抵抗していました。しかし、一旦軌道に乗り、実際に体の痛みがなくなったとき、瞑想の効果に驚きました。

当時の私は2カ月に一回病院に行き、副作用の大きい薬を飲んでいました。それでも、少しストレスがあれば立っても座ってもいられない痛みを我慢しなければいけませんでした。

それが一ヶ月半、瞑想をするだけでなくなったと実感した時、本当に驚きました。

「教えてくれてありがとう」と、その友人に感謝し、瞑想のこともちゃんと学びたいと思えたのです。

実は、瞑想はすぐはじめてすぐ結果ができるような練習ではありません。

心と体のバランスが大事なのです。

もし心の中で抵抗があればなかなか思考を止めることがなく、ずっと集中できない状態になってしまいますし、体は緊張して硬いのであれば、ちゃんと座ることもできないでしょう。

なので、最初はゆっくり少しずつやってみることが大事で、痛みが出ないように練習を見守る必要はあります。自分に合う方法がわかり、思考を止めるコツが掴まえられるようになったら、瞑想の効果を体験するようになります。

私は超越瞑想と出会ったときはすでに、4年間ヨガをしていました。

勘違いその4:身体の役割を無視する

瞑想は心の修行だと考えがちです。確かに、瞑想の目的を考えれば、それは正しいです。しかし、体は心の修行にも大きな役割があります。

ヨガについて見て見ましょう。

ヨガは、体を最適な状態に保つためだけでなく、座って瞑想するときに体をサポートするためにも考案されたものです。

ダイエットや美のためではなく、昔のヨギが長時間座っても体の負担を最小限にするために考えられた練習なのです。

だからこそ、ヨガをすると、体のエネルギーを落ち着かせ、バランスをとることで、心も落ち着かせることができるのです。

しかしながら、瞑想をするためにヨガをする必要はありません。

長時間座っていても快適に過ごせるように、ストレッチをするだけでもいいのです。背中、足、腰、首、肩を定期的に伸ばすようにしてください。もし、それが難しいのであれば、寝た姿勢で瞑想を行うこともできます。

ただし、横になると、脳が自動的に「これからは寝るのだ」と認識してしまうので、意識を保った状態での瞑想練習は難しいです。

なので、普段からストレッチやウォーキング、ランニングなど、体を動かすように意識してください。そうすると、体の余分なエネルギーを発散することができるし、瞑想の練習をサポートしてくれます。

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勘違いその5:瞑想状態を追い求める

最初から理想な状態を求めると、がっかりすることが多いのです。そのために、徐々に練習していくことの大切さを、勘違いその2の中ですでに紹介しました。

超越瞑想をはじめたときはよく、瞑想状態に入れば意識が拡大されることを聞かされました。当然、今日は入れるかなあと、期待するようになっていたのです。幸い、思考に執着していなかったので、最後は手放して瞑想の状態(無の状態)に入ることはしばしばあります。

どこにいたかわからないけれど、呼吸することさえ忘れたように、戻ったときは「現実に入った」という不思議な感覚になるのです。

そして、心は妙に落ち着いて、波動はとてもゆっくりなってしまうのです。

しばらく何も考えないままボーっとするのですが、何もかも平和に満ちているように、人間離れの感覚を味わうのです。

このような意識になれるのは100回中10回もないほど少ないのですが、入れば入るほど、違う世界を覗いてしまった感覚になってしまい、自分の直感ともっと直接に会話できるようになるのです。

とはいえ、瞑想状態に入ると、どんな感覚を味わうかは、人それぞれです。

曼荼羅(マンダラ)のようなものを見えてしまう人もいれば、私のように意識がなくなる人もいるでしょう。けれど、このような体験は「あって当たり前」というより、大きな力から授かった体験の宝物だと認識したほうがよいのです。

なかなか体験しないから大切にすることができます。

瞑想は人によってさまざまな効果があり、様々な意味はありますが、それでも自然な態度で練習をし続けてください。

無条件に信じれば、期待する必要さえありません。

こうすれば、自然に意識が拡大していくのを体験していきます。

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まとめ

瞑想のやり方や、自分に合う方法を決めるのは、あなたです。そして、瞑想をして何を得たいのかを決めるのもあなたです。瞑想は、自分と向き合う方法だから、一人でも練習できます。

ぜひこの記事から得たインスピレーションを活用して、あなただけの体験を手に入れてください。小さな神社YouTubeチャンネルでは、誘導瞑想の動画をたくさん出しているので、気にいったのを選んで気軽にスタートしてくださいね。

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