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大好きなFちゃんとヨガのこと

Twitterを通じて知り合った、Fちゃんのことを書いていきます。

Fちゃんとの出会い

2ヶ月ほど前から、毎週オンラインでヨガクラスを受けています。先生は、高知在住のFちゃん。

FちゃんとはTwitterで知り合いました。

何年前だろう?アシュタンガヨガやってる人たちとTwitterでつながって、ちょくちょくやりとりしてるうちにすっかり意気投合。

アシュタンガヨガのヨガ談義で盛り上がって・・


アシュタンガヨガってご存知ですか?知らない方のために少し説明します。

アシュタンガヨガは、シークエンスが決まっています。だから世界中のどこでも、言葉が通じなくてもできるヨガ。

ポーズの順番が決まっていること以外に、ウジャイ呼吸※をする、視線の位置が決まっている、そして、ポーズ5呼吸キープすることが特徴です。

(※ウジャイ呼吸:喉を軽く締めて風が通るような音をだす呼吸法。)

また、次のポーズに行くとき、

前屈で両手をついた状態から、両足でジャンプバックし、チャトランガ(腕立て伏せのようなもの)から、アップドックの動きが毎回入ります。

文字じゃわからん!という方は下からチェックしてみてください。

https://youtu.be/fBO9OtKb-UQ


とにかくめちゃハードなヨガなんです。そんな、「アシュタンガヨガ好き」の、いわばストイックな仲間の一人がFちゃんでした。


Fちゃんは知り合ったころ、京都に住んでいました。Fちゃんに初めてリアルにあったのが、数年前まで京都で行われていた、ヨガの一大イベントが「ヨガスマイル

建仁寺という、祇園にあるお寺を会場にして行われていました。超有名な人気のヨガの先生のクラスが受けられて、お寺のお庭を見ながら、ヨガをしたり、座学があったり・・。

今思えば最高の空間。そして最高のイベントでした。

その後、京都に行く機会があると、Fちゃんのヨガクラスを受けに行ったり、私が大きな病気をした後、鴨川沿いの桜を一緒に見ながら歩いたり。

それからはまた、Twitterで近況を知らせる程度の関係が続いていました。

Fちゃん高知へ。そして・・

Fちゃんは数年前、高知県の四万十へ移住。なにせ彼女サーファーでしたから。ヨガしてる友達でなぜかサーファーの人多いんです。

高知でサーフィンしたりヨガ教えたり、農家で仕事したりして暮らしていた彼女。ある日ダイレクトメールで、乳がんが見つかり、つらい抗がん剤治療を何クールか受けるとの知らせが・・。

それから1年ほど・・

無事に手術を終えて、サーフィンとヨガの先生も復活してると聞いて、いつか高知まで会いに行きたいな~とぼんやり思っていました。

オンラインクラス

1年前、私が通っていたヨガスタジオが、コロナのあおりで閉鎖しました。

5年も通った思い出のスタジオです。ヨガの魅力とたくさんのヨガともに出会った場所。スタジオの閉鎖への思いをブログにも書きました。

https://apop1220yoga.net/archives/8682

週1~2回といえ、毎週毎週ヨガを続けていたことは、心にも身体にもすごく大切だったと、できなくなってからしみじみ感じていた頃…Fちゃんがオンラインヨガをしてると分かったのです。

それから週に1回Fちゃんのオンラインクラスを受けるようになりました。

Fちゃんが教えているのはアイアンガーヨガをベースにしたヨガ。
アイアンガーヨガは、椅子などの道具を使って安全に体の柔軟性や強さを作っていくのが特徴です。

正しいアーサナを取るため準備の動きをたくさんします。意外にきついけど発見や変化があって面白い!

しかももFちゃんが魅力的。それは彼女の笑い声と底抜けの明るさ✨

高知の自宅で対面ヨガしながら、同時にzoomでオンラインクラス。参加者と笑いながら雑談が聞こえる。とにかく明るい笑い声の絶えないクラスなんですよ。

体幹を整える腹筋や、関節や筋肉をほぐすため椅子やブロックなどを使った地味につらい動きの数々。

例えば

パイプ椅子の前に四つん這いになり、座面に両手を伸ばし脇を床におろしていくとか、四つん這いで右手、左足を前後に伸ばしてから真横に広げ30秒キープとか・・・(つたわるかな)

なにこれ~ヨガなん(泣)と思うくらいの、部活状態・・・

でもそのつらさに耐えた後、ポーズがすごくやりやすくなって深まる。

この変化が面白い。すぐにFちゃんのヨガにはまっていきました。

ほんとに強い人はいつも笑ってる

ところがFちゃん。今度は副腎に病気がみつかり、切除が必要になったというではないですか。

「検査入院のため2週間ヨガクラス休む」とオンラインクラスの時に聞きました。


Fちゃんが2週間の休み中に一番気にしていたのは、休み中の私を含む生徒の体幹が弱ること(笑)・・でもその心配は杞憂に終わったのです。

だって、病院からオンラインクラスするんですよ彼女・・

言葉だけもヨガできる!

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日曜日の夕方、ラインが届きました。

病院の談話室、週末は誰もおらんし、ポケットWiFiで試しにzoomでやってみる。


そして参加者3人でFちゃんの実演なしの声だけガイドで90分のクラスやりました。

「できるじゃん」「いつもとかわらん」「Fちゃん口だけだから、腹筋の回数逆にきつい!」これがみんなの感想(笑)


ヨガの指導、ガイドする方法はいくつかあります。

やって見せる、言葉で、あるいは生徒さんの身体に触れるという、3つです。この、言葉での指導が実は難しい。

自分がやらなくても体に起きてくる感覚に臨場感がないといけません。そして、体のどの部分をどの方向へ動かすか、どこを意識するとポーズが深まるかなど、適切にわかりやすく言わなければならないからです。

Fちゃんのガイド、完璧でした!!

ヨガのすばらしさと、伝えることのすばらしさを改めて感じさせてくれたFちゃんに感謝。

乳がんや副腎の病気にも負けず、いつも笑ってるFちゃん。

きっと次の手術も軽々と乗り越え、笑い声を届けてもらえると思います。

ほんとありがとう。


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