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新型コロナウィルス感染症ワクチン接種に関する企業の取り組み方とは

みなさん、こんにちは!メディフォン人事担当です!😄

突然ですが、
「皆さんの会社では、社内でどのくらいの割合の人が新型コロナウィルス感染症に関わるワクチンを接種しているか把握していますか?」

「今後社員の健康を守り、円滑な企業活動を進めるために、どのような取り組みをしていますか?していきますか?」

さて、今回のテーマは主に人事労務のご担当者向けに、新型コロナウィルス感染症の「ワクチン接種」💉に関する弊社メディフォンの取り組み事例を共有させていただきます!
今回は新型コロナウィルス感染症に関することではありますが、他にも今後従業員の健康を守る様々な施策を検討する際、参考になる事例になるのではないでしょうか。

〇 ワクチン接種に関する現状


現在日本国内のワクチン接種状況は、2回目の接種まで完了しているのが49%と、接種が進むにあたりワクチン接種記録「ワクチンパスポート」運用の議論も話題になっていますよね。

*接種率:首相官邸の情報をもとに9月9日時点での情報https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/vaccine/

*ワクチンパスポートの活用に関して
https://news.yahoo.co.jp/articles/feab6d108d37dd14d88d8772bf09f3f17998b64e

今後の企業活動においても、ワクチンパスポートの提示が求められる可能性や、そもそも社員の健康を守るための感染対策を考えるにあたり、社員接種率を把握したいという人事労務関係者の方も多いのではないでしょうか。
自社で職域接種を実施している企業様や、ワクチン休暇などワクチン接種のための休暇制度を取り入れている企業様であれば、おおよその接種状況は把握できますが、その次に個人のプライバシーを保護しながらどのように接種記録を集めるか等、悩む人事担当者の方も多いと思います。

弊社メディフォンでも社員の健康を守り、円滑な企業活動を進めるため、人事としてどのような支援ができるのかを考えました。特に医療通訳を提供している会社として、医療機関に出入りをする機会も多い中で、ワクチン接種に関わる支援というのは、社員にとっても、お客様にとっても必要不可欠なことです。

そこで、弊社メディフォンが取り組んだ「ワクチン接種」に関わる3つの取り組みを今回は簡単に紹介させていただきます!!

1.「ワクチン接種意向アンケート」の実施


ワクチン接種は今でこそだいぶ進みましたが、今年の5月、6月頃まではそもそもワクチンを受けた方がよいのか?受けない方がよいのではないか?など、かなり意見の差が激しい時期であったと思います。
そのため、ワクチン接種に関して社員がどのように考えているのか、接種の意向を持っているのかどうか等、まずは社内の意識調査をする必要性を感じ、「ワクチン接種意向アンケート」を社内で実施することに。しかし、接種を希望しない方のプライバシーを保護する必要もあるため、直接確認するということには抵抗がありました。

そこで、自社サービスである健康管理クラウドサービスの「ユアメディフォン」(https://your.mediphone.jp/の機能を使えば、匿名性を担保でき、かつ部署毎の傾向も見ることができるということで、ユアメディフォンを活用することにし、結果、スムーズに社内全体の意向アンケートを終えることができました。

「ワクチン接種状況アンケート」サンプル画像👇

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集団分析(ワクチン意向アンケート)

全体と、部署毎の回答の傾向も可視化できるため、より具体的な支援を検討することができます。
質問項目:接種意向、接種したくない理由、どうなれば接種意向が高まるのか等。

2.「ワクチン休暇」の導入

「ワクチン接種意向アンケート」の実施結果、接種意向の高い方が多いことがわかりました。そのため次は企業として接種意向のある方に対してどのように接種をサポートできるのか、そしてワクチン接種に関して不安を抱えている方に対しても何かできる支援がないかを検討し、弊社では「ワクチン休暇」を導入することになります。

他社の「ワクチン休暇」の先行事例を調査し、分類分けを行い、各方法のメリット・デメリットを整理し、弊社の現状にそくした制度を策定していきました。そしてメディフォンとしては、ワクチン接種当日、接種後の副反応時にそれぞれ1日のワクチン休暇を付与するという制度を導入しました。

その結果、比較的副反応が現れやすいと言われている若年層が多い弊社では副反応が強く出る方も多く、「ワクチン休暇の導入をしていただいて本当に良かった!😇」と、従業員の方から感謝の声を多くいただくようになりました。

*「ワクチン休暇」の具体的な制度設計に関して、より詳しい内容は以下のサイトにて整理しております。参考にしてください。
ワクチン休暇とは、導入時の注意点、社員の接種状況の把握とIT化など。

3.「ワクチン接種状況確認アンケート」の実施

さて、ワクチン休暇を導入したためもう心配ない。あとは接種が進むでしょう…というわけではなく、今度は従業員の接種状況を確認したいというニーズが出てきます。冒頭の質問を思い出してください。

「皆さんの会社では、社内でどのくらいの割合の人がワクチンを接種しているか把握していますか?」

「今後従業員の健康を守り、円滑な企業活動を進めるために、どのような取り組みをしていますか?していきますか?」

弊社でも同じく、まだまだコロナの感染状況が思わしくないなか、オフィスの出社制限をどのように調整したらよいのか、急にワクチンパスポートの提示や、企業の接種状況の提示を求められるようになったらどうしよう?など心配がありました。

そのため、ワクチン休暇を導入するだけではなく、全体の接種状況と接種推移を把握していくことが必要で、把握内容は今後より実態にあった対策に繋げていく際の有効な参考資料になると考えました。

そのため、こちらも自社サービスのユアメディフォンを活用し、「ワクチン接種状況確認アンケート」を実施しました。弊社ではワクチン休暇を導入しているため、休暇申請者の人数を把握すれば、ある程度は接種状況を把握できますが、土日の接種などでワクチン休暇を取得していない方、そして今後のワクチン接種意向接種推移も含めて確認できるところが、ユアメディフォンシステムのメリットであり、利用する理由でした。

*「ワクチン接種状況確認アンケート」サンプル画像👇

ワクチン接種状況アンケート(記録書あり)

接種状況推移

回答状況の確認と、「接種意向あり」「2回目接種済み」「1回目接種済み」「接種意向なし」などの割合と、接種された方には記録書の提出を求めることができます。
そして二枚目の画像のように、定期的にアンケートを実施することで接種推移も確認できます。(サンプルは二回目のアンケート実施前の状態であるため、推移として7~9月まで同じ数字になっております。)

弊社の実施結果:
8月に接種状況を確認した結果、接種意向がある方が多いのにも関わらず、多くの方がまだ接種できていないことがわかり、ワクチン休暇の再周知や、管理職の方などへの業務調整配慮のお願いをするなどを行い、より接種しやすい環境整備を行いました。

また在宅ワークをさらに推奨し、出社人数が多いことが予想される日には制限をかける等の対応ができるようになりました!
今後も定期的に実施して確認していこうと思っています。

まとめ

このように、意向アンケートから、休暇制度の導入、接種状況の確認まで実施したことで、コロナワクチンに関して、人事として一貫したフォローができるようになったと感じています。

今回は自社のシステムを活用したわけですが、具体的にどのような画面になり、どのような結果が得られるのか、気になった方もいらっしゃると思います。
そのため、次回は今後利用ニーズが高いであろう、「ワクチン接種状況アンケート」を中心に、ユアメディフォンを利用した具体的な使い方を記事にしたいと思います!是非また読みにきてください😄

新型コロナウィルス感染症に関して、日々状況も変化していくと思います。従業員の安全を守り、みんなが元気に働くことができ、企業活動も盛り上げていけるよう、人事としてできることは何か。と、日々考えさせられます。

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他にも自社で行っているおススメの取り組みがあれば、是非コメントで教えていただきたいです!

では、以上、メディフォン人事担当でした😊👐

※今回の記事に関しては2021/9/17時点での情報となります。


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■今回紹介したサービス「ユアメディフォン」を担当している弊社社員のインタビューです!こちらも合わせてご確認ください😄


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