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徹底議論!Mediiのリーダー合宿!ミッションを果たすため急拡大を続けるチームに求められるものとは?

2023年10月、リーダー合宿を開催しました。全メンバーが一堂に会する11月のMedii Boost Campや、来期の目標設定に向けて足並みを揃えるために、そして組織とリーダー自身が成長していくために何が必要なのか、何をすべきかを徹底議論しました。

事業と組織が急拡大している今、ミッションを果たすことができる組織のあり方を追求したリーダー合宿の模様をお届けします。


Mediiの中長期的な成長の目線を合わせる

はじめに、経営メンバーからMediiの事業計画のポイントや目指すスケールのイメージを発表しました。市場分析の結果を踏まえ、Mediiが中長期的に目標とする具体的な数値、そして2年後に達成すべき目標を共有しました。

Medii Infinite Loop

Mediiの事業は、社会課題の解決(Social)と収益性(Business)の2つの側面それぞれが「誰も取り残さない医療を」というミッションに通じており、高い両立性を保っているという特徴があり、双方を同時に成長させていくことがミッションの達成に繋がります。

このLoopを高速回転させてどんどん大きくしていくための、事業展開のステップと方針を経営陣が解説し、それを実現していく組織の人員イメージについても共有されました。

Mediiは、ミッションの達成に向けてドラッグ・ロス/ラグの社会課題にも取り組み、3年後(2026年)をMediiが大きく飛躍する年にしたいと考えています。そのジャンプアップが実現できるかどうかは、来年どれだけしっかりと実績を伸ばせるかにかかっています。

  • 組織が拡大する中でリーダーに求められるもの

  • ミッションを果たす組織であり続けるために必要なこと

会社の事業計画の解像度を高めた上で、上記2点について、この後に続くプログラムで議論を深めていきました。

事業(Business)の成長のために

Mediiの特徴は、Businessもミッションに直結しているところです。医療課題を解決する仕組みである「E-コンサル」が事業としても成立することは、医師に、社会に、持続的に価値提供をしていくために必要であり、ミッションを果たしていくために切り離せない重要なポイントです。

Mediiの主軸サービスである「E-コンサル」は、ユーザーである医師に完全無料で提供しています。なぜ無料で運営できているかというと、Mediiのビジョンに賛同いただいた医療系企業から、希少疾患を中心とする疾患啓発や診療連携の推進のための資金提供をいただいているからです。

▽製薬企業との取り組み事例

製薬企業との協業プロジェクトの仕組みやMediiが提供している価値を全体に共有した上で、チームに分かれ、2年後のビジネスKPIを達成するためにやるべきことをディスカッションしました。提供できる価値を最大化するための方法や今のやり方から改善できることについて、意見を出し合いました。

製薬チームではないメンバーにとっては、医療系企業への価値提供の仕組みを深く理解したことで、Mediiの取り組みの全体像と一貫性をより強く意識するきっかけとなりました。

チーム外の視点や発想が加わったことで、これまでになかったアイディアがたくさん生まれました。ここでの議論を活かし、さらなる価値貢献と事業拡大に繋げていきます。

「E-コンサル」が目指す成長とは

続いて、Mediiが提供する医師向けの専門医オンライン相談サービス「E-コンサル」の成長を議論するプログラムを実施。

各チームリーダーが高いモチベーションを維持しながら、重要指標を伸ばしていくことに疑念なく、その指標を改善していくことができる状態を目指し、E-コンサルの根源的価値を理解するためのワークショップを行いました。

はじめに、E-コンサルのサービス成長のための戦略設計と実行を担うグロースチームのリーダーが、E-コンサルの重要指標はどうあるべきなのか、事前に経営陣と議論した内容を全体に共有しました。

ミッション「誰も取り残さない医療を」の達成、ユーザーである医師の感動体験、ビジネスでの価値貢献を重要指標の方向性とした上で、重要指標を効率よく達成していくために、もっとみていくべき指標をブレイクダウンしていきました。

チームに分かれて、より追っていくべき指標・観点は何かを付箋に書きだし、それをグルーピングしました。全チームが共通して持っているものから見えてきたことがあり、反対にこれまで深掘りできてなかった新しい観点も見つかりました。

Mediiは、E-コンサルを通じて、主治医が信頼できる専門医に気軽に相談できる環境を提供することで、主治医と患者の双方が救われ、難病領域の構造的な課題が解決できると考えています。E-コンサルという新たな医療の仕組みは徐々に社会に実装されはじめており、診断がつかずに苦しんでいる患者さんに診断がついたり、最新で最適な治療が受けられるようになったり、患者の未来が変わるような事例が多数あります。

E-コンサルが普及することは、社会にとって必ずプラスになる。だからこそ、E-コンサルの成長の方向性を誤ることなく推進していくことが大切です。この議論を今後も継続して行い、「Talk&Next」と「見える化アジャスト」を絶えず繰り返していくことで、ミッションの達成を目指します。

Mediiが目指す組織を体現するチームへ

中長期の成長の目線を合わせ、その事業成長のために何をしていくかを議論したのち、「成長するMediiにおいて、リーダー・マネージャーがどのように成長するべきか」について議論するプログラムを実施しました。

事業を加速させるには、組織も進化していく必要があります。ここでは、Mediiが目指す組織像を統一し、自分のチームの現状を分析しながら、明日からの行動にどう移していくべきかについてディスカッションしました。

はじめに、代表の山田から目指す組織のあり方について解説がありました。
Mediiは「心理的安全性」と「目的意識」を高い水準で維持する組織を目指しています。心理的安全性が高ければ、誰かに失敗や間違いがあってもスピード感を持って正しいと思われる方向へ進むことができ、組織の学びを集合知化することでチームとしてより高いレバレッジを掛けられます。また、強い目的意識を持って高い基準(ハイスタンダード)を追うことで手段の目的化を避け、本質的な成果にしっかりコミットし続けるチームになれると考えているためです。これらをいかに高めていけるかが重要であり、Mediiが大切にしているバリューに基づいた動きを実行していくことがこの2軸に繋がると話しました。

石井遼介「心理的安全性のつくりかた」よりMediiが一部改編


その後チームに分かれてグループワークを行いました。

  1. 自チームは4象限のどこにあたるか

  2. 自チームにおける理想状態とのGAPは何か

  3. 自チームを理想状態にするにはどうすべきか

  4. 自チームは明日から具体的に何をするか

上記4つの項目について紙に書き出し、自チームの状態を俯瞰しながら、チーム内で意見交換をしました。

全体でも発表

それぞれのチームが抱える課題は違いますが、チームリーダー同士で、チーム内の課題を相談したり、知見やスキルを共有したりなど、全員で協力し解決していく「Team Medii」が感じられる時間となりました。

「誰も取り残さない医療を」目指して

今回のリーダー合宿では、事業目標を共有した上で、ビジネス・社会性(E-コンサル)・組織の軸から、「ミッションを果たすために今何をすべきか」についての解像度を上げることができました。

Mediiでは、組織において「ベクトルの向きを揃えること(ミッションの共有)、そしてその大きさを最大化すること(バリューの浸透)」を大切にしています。チームリーダーだけでなく、メンバー全員のベクトルを揃えて進んでいくことが重要であり、それがMediiが目指す世界を実現する近道となります。組織が拡大している今、チームリーダーが共通認識を持ち、一人ひとりのメンバーにしっかりと伝えていく意識を強めるきっかけとなりました。

Mediiが取り組んでいることは、今も苦しみ続ける患者にスポットライトを当て、今までなかった新しい医療インフラをつくること。「誰も取り残さない医療を」というミッションを胸に、メンバー全員が一丸となって進んでいきます。

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