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第13回 4月放送後記事~「熱狂」は突然に いつまで続く? あなたの「熱狂」~

こんにちは、ライターのいづみです。幼稚園から小学生の頃にかけて、シール交換が流行りました。キャラクターものや、こすると匂いのするもの、中に水やビーズが入っているもの‥‥‥色々な種類のシールがあったのを覚えています。それを「シール帳」なるものに貼り付けて学校や公園に持って行き、みんなでとりかえっこするのです。音の出るものは普通のシール5枚分、香り付きのものは3枚分、などシールの価値を大真面目に決めていました。今考えれば少し恥ずかしい記憶です。このような経験は私だけではないようで、以前ベイシティローラーズ(超甘いラブソングを歌うバンド)にハマっていたが、今では話すのが恥ずかしい、と知り合いの年上の女性が言っていました。みなさんは「思い返すと恥ずかしい…… 昔夢中になっていたもの」ってありますか? ぜひ、こちらから教えてください!

それでは、4月3日(日)にお届けした第13回放送の振り返りです。 
今回のテーマは
「『熱狂』は突然に~いつまで続く? あなたの『熱狂』~」!

パーソナリティーのゆきひなこ、学生ゲストのつよしの3人で「熱狂」の持続性や重要性について議論を行いました。

1、熱狂に意味はあるのか

つよしは、好きな70年代のシティポップやロックバンドを聴くうちに、バンドメンバーの追究していた音楽や、当時の社会的な出来事などにも関心が広がったと言います。また、このような背景を深く掘り下げていくうちに、自分の価値観や感性が洗練されていくことが、「熱狂」の意義ではないかと考察しました。ひなこは、SNSを通じて知り合った同じファンの人と初めてライブで会った際にも、長年の友人と同じように気軽に話せたという経験があるそうです。「熱狂」しているからこそ、同じ対象について熱く語り合うことでお互いの価値観をさらけ出したやり取りができ、コミュニティを形成しやすいのではないか、と考えます。その様な仲間と濃い時間を共有できることも、「熱狂」の意義の一つではないでしょうか。


2、熱狂を持続可能にする条件

3人は、同じものに何年間も持続して「熱狂」しているそうですが、あるものにハマってもすぐ飽きてしまうことってありますよね。「熱狂」が長く持続するためには、一体何が大切なのでしょうか。ゆきは今年放送20周年を迎えた、テレビドラマ「相棒」にハマっているそう。放送開始時にはまだ赤ちゃんだったはずですが、きっかけは同居していたおばあさんが毎週欠かさず「相棒」を観ていたからだとか。一緒に観ているうちに、だんだん好きになってしまい、今ではグッズを購入してしまう程「熱狂」していると言います。自分の経験から、「熱狂」が持続するための条件の一つとして、同じ対象に熱狂している家族や友人など、周囲の環境を挙げました。また、ひなこは何に「熱狂」するかは持続度と関係ないのではないか、と考えました。ひなこにとってジャニーズは「究極のドキュメンタリー」。単に歌やビジュアルに惹かれているわけではなく、メンバー一人一人が自分の人生をさらけ出し、下積み時代からデビューまで見ることが出来る点に「熱狂」しているのです。大変な時に自分の力になるような価値観を得られたり、「熱狂」の対象について深く掘り下げたり調べたりすることができるかどうかが「熱狂」が持続する条件ではないか、と考察しました。音楽を作った人の価値観や当時の時代背景まで調べてみたくなるというつよしも、この意見に共感していました。

3、熱狂と青春と

あるものに心の底から夢中になって、誰かと一緒に盛り上がったり、色々なことを調べて感性や価値観を磨くことは、人生をとても豊かにしてくれると思います。冒頭にご紹介したエピソードのように、あとから思い出すと夢中になりすぎて恥ずかしくなることもあるかもしれません。でも、なりふり構っていられない程強い衝動に突き動かされる経験って、月並みな表現ですが青春そのものじゃないでしょうか。60歳になっても「世界一のロックンローラーになる」と豪語する父や、80歳になって自転車の練習を始めた祖父を見ていると、いくつになっても何かに「熱狂」することってできるんだな、と思います。年齢に関わらず、色々なものに「熱狂」して青春を楽しみたいですね!

4、SNS展開

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