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広告依頼の基礎知識 第1話(全6話)

メディックメディア メディカルイラストレーターグループ(MIG)
公式キャラクターのミグです!

MIGは書籍組版・イラスト制作のほか、広告デザインやデータ制作も担当します。
かつてはチラシや店頭POPなど、印刷用データの制作がほとんどでしたが、近年はWEB広告やWEBサイトバナーなどの制作も多くなってきました。また、編集部だけではなく、営業部の企画で広告を作る機会も増えてきました。
依頼内容や企画者が多岐にわたると、「必要な素材が足りない!」「カラー指定が間違っている…」などの、細々としたトラブルも増えてきます。
そこでMIGでは、社内の若手編集者や営業部社員をメインターゲットとして、専門用語をなるべく使わない広告物依頼マニュアル「広告依頼基礎知識シリーズ」を作成しました
これから6回に渡って、その内容を紹介します。

第1話 依頼時に用意するもの(本記事)
第2話 依頼シートに書くこと
第3話 ラフの書き方① 〜正しい編〜
第4話 ラフの書き方② 〜ダメな例編〜
第5話 支給素材について
第6話 納品物のチェックポイント

 今回のテーマ「依頼時に用意するもの」

メディックメディアでは、社内共通の広告作成依頼書として「DTP依頼シート」というテンプレートを作っています。編集者は業務用のアカウントでアクセスできるGoogleドライブ上の「DTP依頼シート」をダウンロードして、必要事項を記入します。
ラフを描いている時間がない、全く思いつかない…などの場合は、MIGへの依頼に限り、強調の優先度の指示でもOKとしています(社内のDTPオペレーターさんにも依頼することがありますが、その場合はきちんとしたデザインラフが必要になります)。
特に人名、ややこしい疾患名、英語などは間違いやすいので、編集者に必ず入力してもらいます。
※相番(合番):ラフの「A」の位置に入れたい文章を、テキストデータの出力紙にも「A」と記入して示しておき、対応をわかりやすいようにすること。

(第2話に続く)

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