自分の国を自分で守れない国、日本(1)

いきなりですが、皆さんに問題です
皆さんは世界の先進国の中で一番自国を守るという意識が希薄な国はどこかご存知でしょうか?
勘の鋭い皆さんならお分かりだと思いますが、それは間違いなく日本です

日本は自分の国を自分の国を守るという当たり前のことができない国、つまり安全保障という国家の根本をなすものを他国に頼る世界一脆弱な国なのです

振り返ってみると、日本は江戸時代後半にペリーが来航して開国を迫られるまで「鎖国」をすることができました
それではなぜ「鎖国」をすることができたのでしょうか?
それは日本は国土を守る力を持っており、例えば元寇で攻められた時も相手を追い払う力があったので、外国から求められても鎖国を貫くことができたのです

つまり、自分の国土と国民を守るためには日本は各国の挑発に対して、それを退ける力があるということを対外的に示す必要があります
それは必ずしも他国に対して侵略戦争などを起こして力を対外的に示すということではありません

聖徳太子の時代からの日本本来の外交とは、戦争にならない範囲で上手に他国と争い、それをテコに他国と対等な外交を行なっておりました

現代の外交力には必ず軍事力による裏付けが必要です
相手の国が自分たちの国土や国民、権益などを冒そうとしてきた時に、それを退ける軍事力を背後に垣間見せることで相手を諦めさせることができるのです
つまり、日本国の自衛隊は他国の侵略のために持つのではなく、他国の侵略や脅威から日本の国土と国民を守るために必要なのです

軍事力を持たない外交は無力です

次は、日本を取り囲む脅威についてお話ししていきたいと思います


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