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ウィルス・細菌とアロマ

その昔、中世ヨーロッパで大量の死者を出した 伝染病「ペスト」。この恐ろしい疫病が流行し た際、ラベンダー精油を使う手袋職人や、薬草 畑やラベンダー畑で働いていた農夫たちは ペストにかからずに済んだといわれています。ペスト患者を診察するお医者さんは感染から身を護るため、イラストのような衣装で、くちばし状のところに薬草を入れていました。

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四盗賊の酢

1630年、南フランスのトゥールーズで黒死病(ペ スト)が流行し、次々と人々が倒れる恐ろしい状況の中で、平然と盗みを犯す4人の泥棒がいました。 黒死病の感染もなんのその。やっと捕まえられた時 、無罪にするかわりに「黒死病に感染しない秘密」を 聞き出したところ、泥棒の1人が「漢方医」で、ハーブを漬けたお酢を身体につけていたと白状したそうです。のちに「四盗賊の酢」と名付けられ そのレシピは今でも有効だそうですが、それはそれは臭いそうです。 恐ろしい病をも遠ざけたハーブ(アロマ)のチカラのすごさには驚きます。 

インフルエンザとアロマ

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インフルエンザの薬といえば、思いつくのが「タミフル」。 この薬の原料、実はハーブ(スターアニス〈八角〉)なのです。 この薬はインフルエンザの初期段階でしか効果を発揮してくれません。 なぜなら「タミフル」は、インフルエンザウィルスを見つけて囲い込み、 膜をつくり、それ以上増えないようにするだけだからです。 ウィルスが拡散してしまう前ならよいのですが、身体中に広まってしまった あとには投与しても効果はありません。 ウィルスが広まったあとは、自分の身体の「免疫」で、ひたすらウィルスと 闘い、日にちをかけて追い出すしかありません。 アロマテラピーでは、この免疫を強化し、「インフルエンザにかかりにくい身体・インフルエンザを追い出せる身体」を作ることができます。

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