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癒しの手浴

手浴とは

手を洗うことを言います。
医療や介護の現場でよく目にする光景のひとつです。

手浴をする目的

はいくつかあります。
1.手を温めることで血行を促進する
2.副交感神経が優位に働き、リラックス効果が得られる
3.拘縮や固縮している手に行う事で痛みの緩和に繋がる
4.対象者とのラポール形成に役立つ
それでは詳しく見ていきましょう。

1. 血行促進効果

手を温めることで、血管が広がり血流が良くなります。これにより、手や指の疲れや凝りを解消し、リラックス効果が得られます。

2. 心理的なリラックス効果

手浴は、手を温かくするだけでなく、手に触れる温かい水の感触や香りによっても心地よさを感じることができます。これにより、心理的なリラックス効果が得られます。

3. 緊張緩和効果

手浴をすることで、手や指の筋肉がほぐれ、緊張が解消されます。また、手を温めることで全身の緊張もほぐれるため、リラックス効果が期待できます。

4.信頼関係

緊張がほぐれ、自然な状態で相手と接することができます。たとえ話すことが難しくても、注意して観察すると、表情の強張りが無くなるのが分かります。
特に、身体に触れる時は相手と目を合わせて、これからどこを触るのか(手浴なら手首なのか指先なのか等)を伝えます。
ラポール形成や接し方についてはまたどこかでお話しできればと思います。

手浴を行う際のポイントは、37〜40度のお湯を使い、手をやけどしないよう、注意が必要です。手浴後は指の間や水かき部分の細部までしっかりと手を乾かし、保湿剤を使用することで、手の保湿効果を高めることができます。


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