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健康を守る座り方: 第2弾 身体への影響 

1.床に座るときの身体への影響

⑴正座

 膝関節: 膝関節に大きな負荷がかかり、長時間続けるとしびれや痛みが生じることがあります。膝の前面が圧迫されるため、血流が制限されることが原因です。
 足首: 足の甲が床に接するため、足首にも負担がかかります。これが原因で足首の痛みや違和感が生じることがあります。
 腰: 正座で背筋を伸ばすことで、腰に適度な負担がかかりますが、長時間続けると疲れや痛みが生じることがあります。

⑵あぐら

 股関節: 股関節が開かれるため、柔軟性が必要です。長時間続けると股関節に負担がかかることがあります。股関節の柔軟性が低いと、痛みや違和感が生じることがあります。
 腰: あぐらをかくと骨盤が前傾し、背骨が自然なカーブを保ちやすくなりますが、長時間続けると腰に負担がかかることがあります。腰の筋肉が疲れると、痛みや違和感が生じることがあります。
 膝: 膝が外側に広がるため、膝関節にも負担がかかることがあります。特に柔軟性が低いと、膝の痛みや違和感が生じることがあります。

⑶横座り

 腰: 体の片側に重心が偏るため、腰に不均等な負担がかかります。これが原因で腰痛を引き起こすことがあります。腰の筋肉が緊張し、痛みや違和感が生じることがあります。
 股関節: 片側の股関節が過度に曲がるため、股関節にも負担がかかります。特に柔軟性が低いと、股関節の痛みや違和感が生じることがあります。
 膝: 片膝が曲がり、もう片膝が伸びる姿勢のため、膝関節にも不均等な負担がかかります。これが原因で膝の痛みや違和感が生じることがあります。

2.椅子に座るときの身体への影響

⑴正しい姿勢

 腰: 背もたれで腰をサポートすることで、腰への負担が軽減されます。正しい姿勢を保つことで、腰痛を予防できます。
 肩と首: 肩と首がリラックスし、自然な位置に保たれるため、肩こりや首の痛みを防ぐことができます。肩や首の筋肉が緊張しにくくなります。
 足: 足が地面にしっかりとつくことで、足や膝への負担が軽減されます。足の血流が良くなり、疲れにくくなります。

⑵前傾姿勢

 腰: 前傾姿勢は腰に負担をかけやすいです。特に長時間続けると、腰痛の原因となります。腰の筋肉が緊張し、疲れやすくなります。
 首と肩: 首や肩が前に突き出ることが多く、肩こりや首の痛みを引き起こすことがあります。肩や首の筋肉が緊張し、疲れやすくなります。
 目: 近くのものを見ることが多いため、目が疲れやすくなります。目の疲れが頭痛の原因になることもあります。

3.リクライニング姿勢

 腰: リクライニング姿勢は腰をサポートしますが、過度に後ろに倒れると逆に腰に負担がかかることがあります。腰の筋肉が緊張し、痛みや違和感が生じることがあります。
 肩と首: 肩や首がリラックスできるため、肩こりや首の痛みを軽減する効果があります。肩や首の筋肉が緊張しにくくなります。
 足: 足が浮くことが多いため、足や膝に負担がかかることがあります。足の血流が悪くなり、疲れやすくなります。

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