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誰も誰かの代わりにはなれないのでした。#子どもに伝える私のしごと企画終了のお知らせ。

8月31日をもって、応募企画#子どもに伝える私のしごと は募集を終了しました!たくさんの参加や企画のご紹介、ありがとうございました~!

まだご紹介記事は続けますので、夏休みの宿題らしく始業式までに…という方はひっそりリンクとタグをつけていただければマガジンにいれます!

今回、親の仕事にたいする子どもの気持ちを書いた『ぼくのとうさんわたしのおかあちゃん』をきっかけにはじめたこの企画。
本当にいろいろな仕事があり、仕事に対する思いも人それぞれ、同じ仕事を書いていても一つとして同じものはないなあと感じました。

メディアパルとしての仕事の記事をもうひとつ書こうかな…と思っていたのですが、うまくまとまらず…むしろ最後のご挨拶に書きたいことと重なっていたので、こちらの少し書かせていただくことにします。

先日の記事で、メディアパルはスタッフ4名と書きましたが、7月末にひとり亡くなって、5名から4名になりました。ここに名前は書きませんが、仮にかっちゃんとしておきましょう。67歳、超のつくベテラン営業で、顔が広くて、豪快で、でも以外に細やかで、お酒とたばこが大好きで…長くメディアパルを支えてくれたメンバーでした。

同じチームで働く人が亡くなるのは、私は実は2回目です。
職場の仲間が突然亡くなったときに共通することって、その仕事の穴を埋める必要があるということ。そしてその穴は誰か一人では埋められず、何人かで少しづつ、じわじわと穴を小さくしていくということ。

心がぽっかりしているけれど、みんなで粛々と、むしろちょっと笑いながら、そんな作業をしていくときの気持ちは、2回目になってもうまく説明できないです。

そんな時にちょうどこの企画をやっていて、みなさんが自分の仕事のことを書いてくれました。読んでいて思ったのは、みんな違うなあということ。
誰にでもできる仕事と書いていた方もいたけど、そんなふうには思えない。たとえば誰かに引き継ぐための業務マニュアルに落とし込める部分と、引継ぎようのない個人の部分の掛け算で仕事をしていて、その組み合わせは2つとないんだなあと思いました。

みんな頑張って仕事の穴は埋まっても、「かっちゃんの仕事」をおなじようには引き継げない。むしろおなじに回ったらおかしくて、4人で新しいやり方をつくるだけ。いつか新しい人がやってきたら、また違うチームの形ができていくだけです。

誰も誰かの代わりにはなれないよねえ。そんなふうに思えたことは、慌しい日々のなかで救いだったかもしれません。
参加してくださったみなさま。だれでもないあなたの仕事を書いてくれてありがとうございます。

集まった記事をまとめたマガジンは、いろんな人に読んでほしい!素晴らしい集合体になったと思っています。
大人も子どもも、楽しくなったり学びがあったり、ほっとしたり励まされたりすると思います。末永く楽しんでもらえたら嬉しいです。


そしてあっという間に新しい企画もはじめています。
こちらもきっと愛に満ちた記事が集まってくれると思っています~!ぜひぜひ参加くださいね!


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