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#ひとり暮らしのエピソードマガジン

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『はじめてのひとり暮らし安心ガイド』の発売にあわせて、みなさまんが書いてくださった #ひとり暮らしのエピソード をマガジンにまとめました。 お部屋探しから引っ越し、暮らしのあれこ…
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#かこに感謝し未来を夢見て生きていく

【企画】今年はテーマ2本立てでやります!#ひとり暮らしのエピソード #お部屋探しのエピソード(募集期間2024/1/25~4/15)

今年も「ひとり暮らしのエピソード」企画やりたいなあと思いつつ、まったく同じだと楽しくないかなあと悩んでいたら、1月が終わりそうに…。 考えているだけでなにもしないのは一番つまらないやつだ。少しでも参加してくださる方がいればうれしいし、過去の記事を読み返してくれる機会になるかもしれないし。 3年目だし、スピンオフしてみます! 今回は基本テーマと別に、違うテーマも作ってみます。 テーマ #ひとり暮らしのエピソード     #お部屋探しのエピソード ひとし暮らしのエピソード企画

一人暮らしクロニクル その4

 その4の前にその5を投稿したのは、何の意図もないナチュラルミスです。ということで舞台を変えようかと思っていましたが、1988年、東京都新宿区市ヶ谷「税関研修所」の寮の話です。  ・異性に気をつけましょう  ・お金の貸し借りはやめましょう と続きました。年寄の説教が続きましたので、全く関係ない当時の話を。  当時は寮の隣に自衛隊の駐屯地がありました。三島由紀夫先生が割腹自殺をした場所だそうです。なので、朝は6時に進軍ラッパが鳴り響き、目覚ましは必要なく起こされ、平日は朝のラ

一人暮らしクロニクル その5

 その4に引き続き、1988年、東京都新宿区市ヶ谷「税関研修所」の寮の頃です。ちなみに、市ヶ谷というのは、山手線が丸く走る線路の真ん中辺りに位置しています。漫画「はじめの一歩」ファンの方には、鴨川ジム一行が釣りをする「釣り堀」がある場所です。  公務員試験に受かる程度の学力はあるのに、進学しないで高卒で仕事をする≒あまり裕福な家庭ではない。という感じでしたので、全員実家からの仕送り等は期待できず、自分の給料で生活しなければなりません。  しかし「お金があれば楽しい街 東京」

一人暮らしクロニクル その3

 題名にクロニクル(年代記・偏年史)とつけたのに、2010年の話からスタートしてしまいました。そこであらためて、1988年4月に時を戻します。  国家公務員Ⅲ種(高卒程度)として横浜税関に採用された私は、東京都新宿区市ヶ谷にありました「税関研修所」の寮に入寮しました。  税関は、日本を分割して、北は函館税関から南は沖縄地区税関まで9税関で所管していますが、初任者研修は全国で採用された職員が一箇所に集められ入寮して行われていました(1988年当時)。  寮生活、しかも3人1

一人暮らしクロニクル その2

 順番が前後しますが、実はこの記事と  この記事が、繋がっています。  「一人暮らしクロニクル その1」で、ホームスティに協力した私に対して、クラブの先輩が「食事を御馳走しますよ」というお話をしてくださり、その宴席が「宴は異なもの味なもの」なのです。  上の2つの記事の時期(きじのじき)、2010年4月~東京は八丁堀駅近くの古いマンションで暮らしていましたが、私「朝ごはん食べる派」なので、当初は朝ごはんを自分で準備していました。準備と申しましても、「ご飯に味噌汁、野菜炒

一人暮らしクロニクル その1

 メディアパルさんのこちらの企画に参加です。  募集期間が長いので、何本か投稿しようかと思案しておりタイトルに「その1」を入れましたが、続くかどうかは未定です。本稿もそうですが、基本的にはノープランなのです。  40歳にして東京への転勤を命ぜられ、東京で一人暮らしをすることになりました。急に内示を受けましたので、おそらくは「本命・対抗・穴」と目論んでいた職員に断られ、仕方なく私に声がかかったのだろうと思います。  2010年4月のことでした。  場所は東京都中央区、最寄