こだわり過ぎてバスの床になった私の部屋
思えば昔から「家」に興味があったのかも知れない。
小さい頃、友達の家に遊びに行くのが大好きだったのは、自分の家とは違う色々な家のかたちを見るのが楽しくてわくわくしたからだ。
中学生になる頃に実家が新築になった時も、いっちょ前にリビングの内装に口を出したり、カタログをしげしげと眺め「私の部屋はこれがいい!」と壁紙からカーテン、レース、カーテンレールに至るまで自分で選ばせてもらった。
そして私はその頃から「自分だけの空間」への思いが一層強くなり、気に入った小物や食器、壁飾りな