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5月25日(土)メディア日記

 沖縄・辺野古新基地建設の予定地は大規模な軟弱地盤が大問題になっているが「しんぶん赤旗日曜版」は26日号に「さらに難工事となることを示す新たな設計上の問題が判明した」と報じた。大浦湾に広がる建設予定地の軟弱地盤は海面下90メートルに達するが、地盤改良工事が可能な作業船は国内では70メートルが限度と言われている。防衛省は70メートルの改良工事でも建設可能と主張し、その根拠として、70~90メートルの地盤は非常に固いとしている。これに対して「赤旗日曜版」はこれまで「最深部の地盤強度が想定の三分の一しか調査データが存在しない」などと報じてきたが、「今回判明したのは政府が想定した地盤強度が過大であることを示すデータが存在している」と報じた。地盤工学の専門家は「辺野古新基地建設の一部護岸の設計は、ギリギリの数値で国の基準をクリアしており、少しでも地盤強度が低下すれば設計は成り立たなくなる」と警告している。

 読売新聞は25日朝刊に「東京都の小池百合子知事(71)は、6月20日告示、7月7日投開票の都知事選に3選を目指して無所属で立候補する方針を固めた」と報じた。小池都知事の3選出馬はほぼ確定していたが、どこも記事にせず、ようやく読売が報道、同日、NHKは昼ニュースから、テレビ各社も一斉に報じた。小池都知事は、29日開会の都議会定例会で出馬を表明する方向で調整している。

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