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勝負どころは最初の瞬間!【入社1年目の教科書】


こんばんは。本日2回目の投稿です。
最近色々なコミュニティに参加させてもらうことが多く、本もゆっくり読めていなかったのですが、だんだん新たな環境に慣れてきたことあり、また本の記録を残そうと思っています。

さて、今回も本を紹介しようと思うんですが、今までは本の記録を残すことに重点を置くがあまり、見てもらう人のことをあまり考えず書き連ねていたので…(笑)、もう少し形式立てて分かりやすく残していこうと思います!

その形式として

・この本を読むに至った経緯
・本の内容
・どんな人にお勧めするか

この3本立てでいこと思います。

早速本を紹介していきたいと思います。
今回は「入社1年目の教科書」です!

本を読むに至った経緯

この本を読もうと一番はじめに思ったのは、医学以外の知識がほとんどないことへの危機感からでした。
このまま大学を卒業してしまえば社会人としての知識を全く持たないまま社会に出ることになってしまう、と思いました。
このことに不安を覚えた私は社会人としてのマナーなど社会に出てから役立つ情報を吸収しようと本を探しているときにこの本を見つけました。

それから1年半ほど経った数ヶ月前、本の中で紹介されているこの本に再び出会い、さらには現在活動させてもらっているinochi Gakusei Innovators’ Program KANAZAWAのスタッフの講演会に参加させてもらった際にこの本を座右の書とされている方がいらっしゃると聞き、もうこれは買うしかない!と思って購入することにしました。

本の内容

この本では日々の仕事に対する3つの原則と50のルールが紹介されており、社会人として何を意識しながら日々の仕事をこなしていけば良いか、
その指針を与えてくれる本です。

著者の岩瀬大輔さんは東京大学を卒業後、ボストンコンサルティンググループ等を経て、ハーバード大学経営大学院に進学され、2006年に副社長として、あの出口治明さんが立ち上げたライフネット生命保険を副社長として立ち上げられた方です。
(出口さんが大事にしておられる言葉はここで少し述べています。inochiでもまた触れられていたのでまたシェアしますね!)

その岩瀬さんが原則としている3つの原則は

・頼まれたことは、必ずやり切る
・50点で構わないから早く出せ
・つまらない仕事はない

です。

キングコングの西野亮廣さんの著書「革命のファンファーレ」でも紹介しましたが、今の時代重要なのは信用です。

信用を稼ぎ、社会からの信頼を勝ち取るためにも、

頼まれたことは、必ずやり切る

ことが重要だということにはとても共感できました。

本の中でも紹介されていましたが、はじめの印象が悪いとその後の仕事にも確実に影響が出てきます。その点でもはじめの仕事は特にやり切ることが重要ですね。
(自分自身への戒め)

ですがクオリティを求めるがあまり、時間をかけすぎてしまうこともありますが、むしろ、50点の状態でも早めに出してbrush upしていく方が結果的にクオリティもあがる、という意味でも2つ目の原則の重要性を岩瀬さんは唱えています。

そして、3つ目の原則、「つまらない仕事はない」ですが、これは意識しながらやると気持ちから変わってくるような気がします。

雑用は確かに嫌です。

しかし、つまらないと思った仕事もこれを着実にやることは信用を稼ぐことにもつながり、本書では宴会などの幹事を例に、

幹事とは、特権を得ること。

と岩瀬さんは仰っています。
人が嫌がるようなことを積極的に引き受け、そのチャンスを死んでもやり切る人だけに、チャンスは再び訪れる。
そう信じることで取り組むことへのモチベーションも変わりますね。

「人が嫌がるようなことを積極的に引き受け、そのチャンスを死んでもやり切る人だけに、チャンスは再び訪れる。」
この言葉を聞いて、TEDで登壇されていた池野文昭さん(日本の僻地医療の現場からシリコンバレーに渡り、医療研究や医療機器分野のベンチャー投資など幅広い分野で活躍されている方)の言葉が蘇ってきました。最近聞いたばかりだったので刺さりました…。(そのTEDの映像はこれです!)


これら原則の他に50ものルールが紹介されており、

質問はメモを見せながら
会社選びの3つの基準
敬語は外国語のつもりで覚えよ
感動は、ためらわずに伝える

などなど、どれも役立つことばかりだったのですが、紹介しきれないので少しだけ。

社会人の勉強は、アウトプットがゴール

これは、勉強は必ずアウトプットに結びつけるべき、という岩瀬さんの考えであり、「自分たちならどう行動すべきか」「自分たちの事業だったら、どう判断すべきか」これを意識しながら行動することが新しい発見につながる、という例を紹介されています。
(本も自分から乗り込んで宝探しをするように読んでいくと、違った発見ができそう。)

どんな人にお勧めするか

これはタイトルにもある通り、これから社会人を迎える方はもちろん、新しい環境に飛び込む誰に対してでもお勧めできます。
新しい環境に足を踏み入れるとき、私自身すごく緊張するので、その心構えだけでも知っておけると少し安心材料になるのではないでしょうか。

学生であれば今の状況下、本を読む時間は少しばかりはあると思うのでぜひ読んでみることをお勧めします!


最後に、「勝負どころ」は最初の瞬間!

それでは。

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