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25卒内定者就活記録(テレビ④)

内定先:キー局
学歴:国立大学文系
ガクチカ:サークル

【最初に】

思い返してみれば上手くいかないことばかりの就活でした。自分には向いていないかもしれない、と諦めかけた時期もありました。これはそんな私が、10年間志した局に内定をいただき、嬉し涙でテレビ就活の幕を閉じるまでの記録です。
テレビ局内定は狭き門ですし、就活はうまくいくことばかりではないと思います。真剣に自分のこれからと向き合っている皆さんだからこそ悩み、焦り、不安に思うこともあるのではないでしょうか。この記録がそんな皆さんの背中を少しでも押し、自分らしく就活を頑張ってみようと思う一助となれば幸いです。


【就活の流れ】

GMF入会前
地方出身だった私は「テレビ局の少しでも近くで学生時代を過ごしたい」という思いから大学進学を機に上京しました。そして上京してすぐに関連会社やテレビ局でアルバイトを開始しました。大学一年の頃からマイページ登録をして説明会に参加したり、テレビ就活に関係のある本を読み漁ったりもしていました。本格的に就活を始めたのは大学2年生の3月からです。志望はコンテンツ制作でしたが、少しでもテレビ局のことを知るため、先立って行われるアナウンサーのインターンにも応募・参加していました。
これだけしているのだからきっと何もかも上手くいく。この時はそんな風に思っていました。でも現実は厳しいもので、夏にかけて始まった本命のコンテンツ制作部門のインターンで大きな壁に直面しました。自信満々で応募しても結果を見ればES落ち。結果的にインターンに参加できたのはわずか数局でした。私は長年テレビ局を目指して行動してきたつもりでしたし、テレビ局以外の就活はしていなかったので、周囲の友人がインターンに次々と参加しているのを見て、自分の状況に不安と焦りを感じるようになりました。このままだと本選考も想い叶わず終わってしまう。でもどうしたらいいかわからない。そんな時に見つけたのが「GMF」です。周囲には同じ業界を目指す友人がおらず、相談できる人もいなかったのでGMFに入会を決めました。これが大学3年の8月頃です。

GMF入会後
GMFに入ってからは自分に足りていないところや「頑張り方」が明確になりました。主に行っていたことは以下です。

〈講義〉
2週に1回ある全体講義で面接やGDといった就活の基礎を学んだり、テレビ就活で必要不可欠な時事問題についての理解を深めたりしていました。定期的に講義を受けることによって、長期間にわたり気を引き締めて就活ができたと思います。

〈ES作成〉
私はテレビ業界以外は受けていなかったので、とことんテレビ局のESと向き合っていました。ESが解禁されると過去内定者や仲間のESを見て研究しながら、時間をかけて「一次選考を通過するES」ではなく「内定するES」づくりに取り組みました。

〈ES添削〉
ESが書けたらその都度添削を受けることを徹底していました。複数人の講師やチューターの方々に見てもらうことで、自分では見えなかった穴が沢山見つかりました。添削を通して客観的にESを見ることができますし、ESの質を高める上で複数人のアドバイスを受けることは重要だと思います。

〈なんでも相談〉
気になることや不安なことがあればはすぐに相談し、すっきりした状態で選考を受けるようにしていました。自分では些細なことだと思っている不安や悩みも、選考を受ける上では重要な評価要素であったりします。後悔しない為にも、悩んだ時は自分だけで解決しようとせず、他者の意見を取り入れることが重要だと思います。


【第一志望のES通過から最終まで】

最終面接までの2か月間で行ったことは以下になります。

〈想定問答集の作成〉
過去の面接記録やこれまでの面接経験をもとに想定問答集を作成していました。一度つくり終えてもそれで満足せず、講師やチューターの方々と相談しながら1次、2次、、と選考が進むごとにブラッシュアップしていました。選考で用意したことを聞かれなくても、用意した通りに答えなくても、「徹底的に準備した」という事実が自分の自信に繋がります。私は誰よりも想定問答集の作成にこだわり時間をかけた自負がありますし、内定には必要不可欠な要素だったと思います。

〈GD練習〉
同期と何度も練習を重ねお互いにアドバイスし合ったり、チューターの方についてもらいフィードバックを頂いたりしていました。また私は自分のGD練習を録音して何度も聞き返し、次やるとしたらどのように振る舞い発言すべきか、改善点をノートに書き出していました。練習を重ねながらGDでの自分を客観的に見て振り返り、質を上げていくことが大切だと思います。

〈模擬面〉
同期、講師、チューター、色んな方々に協力していただき、何度も面接練習を行っていました。本当に感謝しています。人によって捉え方も違うので十人十色のアドバイスをいただけますし、どんな質問に対しても答える対応力を身につけることができるので、面接はとにかく数をこなすことが重要だと思います。

〈企業研究〉
ESを書く時点で受ける企業の研究をしっかり行なっておくというのは大前提ですが、企業研究に終わりはないと思っています。一次面接から最終面接に至るまで企業理念はほぼ毎日のように目を通していましたし、番組も見尽くして研究していました。また、志望部署が違う仲間と番組や事業について教えあったり意見を交換したりもしていました。これはGMFに入り同じ業界を目指す仲間と出会えたからこそできたことだと思います。

【GMFを受講するメリット】

すべきことが明確になる
受講したから内定が確約されるわけではありません。受講するにしろしないにしろ最終的には自分次第だと思います。ですが受講することで「今の自分が何をすべきか」を明確にすることができると思います。頑張りたいけど頑張り方が分からないという方は受講して損はないと思います。

何でも相談できる場
講師陣、チューター陣、OBGの方々含め、相談できる人が沢山いるというのもGMFのメリットの一つです。企業や選考のことはもちろん相談に乗ってくれますし、息が詰まりそうな時の話し相手にもなってくれます。就活のことになると身近な家族や友人に相談できず抱え込んでしまう人もいるのではないでしょうか。就活中の不安や悩みを抱え込まず吐き出せる場としても、GMFは私にとって必要不可欠でした。

仲間と出会える
GMFに入ると仲間の努力を沢山目にします。私も頑張らないとと背中を押されますし、就活をしていて1人ではないと思えたことはすごく心強かったです。それに内定がゴールではなく就職してから思い通りに働けるとも限りません。むしろこれからの方が悩むことが多いと思います。だからこそGMFでこれからも悩みを打ち明けられる、そして夢を語り合える仲間たちと出会えたことが私のかけがえのない財産です。

【GMFを受講するデメリット】

特にありません。私は自分が決めたことは自分で責任を持ってやり抜きたいと思い、親には言わず自分で受講費を支払っていました。テレビ就活は選考期間が長く思った以上にハードなものですし、決して簡単に払える額ではないので、一人暮らしをしながら就活・学業に加えてアルバイトに追われる日々は決して楽なものではありませんでした。ですがGMFに入らなかったら掴めなかった内定だと心から思っていますし、それだけしてでも受講する価値はあると思います。

【就活を終えて】

私は絶対に成し遂げたいことがあり、テレビ局就職のみを目指して駆け抜けてきました。何としてでも掴み取りたかった第一志望の内定。自分1人では叶わなかった夢でした。
就活は頑張ったから結果が出るというものではないと思います。私自身頑張っても実らない経験の方が多かったです。それでも全て終えた今、無駄な努力は一つとしてなかったと思っています。そして、仲間と切磋琢磨して努力できた経験。厳しい現実を目の当たりにした時に悩み、考え、乗り越えた経験。就活を通して内定以上に大切な経験を沢山することができました。そのような就活ができたのはGMFで全力を尽くしたからこそだと思います。ここには本気で頑張ると決めたならそれを全力で支え成長へ導いてくれるサポート陣、共に熱く頑張れる仲間が沢山います。私もその1人です。これを読み終えた皆さんといつかGMFの仲間として一緒に頑張ることができたら嬉しいです。最後までお読みいただきありがとうございました。

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