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タイガーバームがマイルドになった?ベトナム生まれの共産趣味なバーム

今年に入って急に、タイガーバームの良さを再認識した私。
しかしながらやはりのデメリットも再認識していました。
「匂いがきつくて日中つかいにくい」

他に何かないか‥?とネット捜索中に目に入ったのがこちらのバームです。

チープな紙袋に缶が入ったパッケージ

ベトナム版タイガーバームと呼ばれる「カオサオヴァン」。別名、ゴールデンスターバームです。

シナモンの香りがするとの情報に、即購入。
タイガーバームを参考に、自国向けにアレンジした製品とのことですが。
パッケージは一切参考にせず、ベトナム共産趣味に振り切ってるのが良いです!

タイガーバームよりねっとり、ワセリンライクなテクスチャ

そして肝心の使い心地は、ちょっとマイルドなタイガーバームという風情です。
香りも少しマイルドで甘いけれども、日中つかうのはやはり厳しいか。オフィスで塗ってたら「なんか樟脳くさい人」と思われそうです。

日中使いのバームはまた探すとして、このバーム、ネット上で妙なレビューが多いことに気づきました。
みんななぜか「タルコフ」というキーワードと共にレビューしている。

どうやらこのゲームの中で回復アイテムとして登場するようで、グッズとして人気なのですね。
こんな形で日本で売れてるのなら、製造元はゲーム開発会社になにか謝礼をした方がいいのでは。

では製造元ってどんな会社なのよ、と思って調べてみると、このカオサオヴァンは2種類のメーカーが存在するのが判明しました。
え、メンソレータムとメンタームみたいな関係ってことですか。。。?

私が入手したのは「TW3」社製でした。袋の裏はザ・50年代なデザイン。

メーカーは「TW3」と「OPC」の2社があるようです。ベトナムは未だに社会主義国なわけですし、どういう経緯で2社がほぼ同じような軟膏を製造しているのかちょっと想像つきません。
今回は「TW3」社製を試しましたので、次はぜひ「OPC」社製を入手して比べてみたいものです。

OPC社のサイトに掲載されている製品写真。見分けつかないです。

最後に、覚え書き。


  • 商品名:Cao Sao Vàng(TW3版)

  • メーカー:CÔNG TY CỔ PHẦN DƯỢC PHẨM TRUNG ƯƠNG 3

  • 生産国:ベトナム

  • 主な有効成分:カンフル/メントール/ティーツリー

  • スースー度:★★★★☆

  • 伸びの良さ:★★★☆☆

  • しっとり度:★★★☆☆

  • おくすり度:★★★★☆

  • アロマ度:★☆☆☆☆

  • パケ買い度:★★★★★

※筆者は薬剤師などの資格を持っているわけではなく、完全なる主観であることをご了承ください。


それでは明日以降も、バームを塗って仕事を乗り切ります。

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