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そのノートの取り方あってる??勉強に最適なノートを作る方法
授業を受ける時に必ず使うものと言えば、そう「ノート」ですね。
あなたがもし50分授業のうちの20分をノートを取ることに使っていたとしたら、1日7限で140分、1週間で700分、1か月で2800分もの時間をノートを取るのに使っているわけです。
ただ勉強してる人の中には、ちゃんとした方法でノートが取れている人もいれば「う~ん、これは、、、」みたいなノートの取り方をしている人もいるんですね。
長~い時間をかけてノートを取っているのに、そのノートの取り方が良くなかったとしたら、すごく時間をムダしてるって感じませんか?
今回はノートの取り方について解説していきたいと思います。
最適なノートの取り方を知って、勉強の効果をアップさせていきましょう!
押さえておきたい1つのこと
さて、もしかしたらあなたは色んな所で「こんなノートの取り方がいいよ」って耳にしているかもしれません。
「ノートは見やすく書いたほうが良いよ」
「板書だけじゃなくて、先生の言ったことも書いておくといいよ」
「余白は大きくとったほうがいいよ」
いろんなノートの取り方が友達伝えやらネットやらであるんですよね。
でも、僕はあなたにそんなたくさんの事は要求しません。
あなたには「たった1つ」のことだけ覚えてくれればいいです。
あなたがノートを書くときに、こだわっている部分とかあると思います。そのままのスタイルでノートを取って全く問題ありません。
ある1つのことだけ、押さえておいてほしいんです。
「あなたがノートを取っているのはなぜですか?」
ちょっと拍子抜けしちゃったかもしれません。何かノウハウを教えてくれるのかと思ったら、なんか違ったみたいな。
でも、結局これが一番大事なんですよ。
ノートを取っているのはあくまで「手段」に過ぎないんですよね。
何かの「目的」があるから、その「手段」としてノートを取っているはずなんです。
考えてみてください。あなたがノートを取る理由は何ですか?
僕はこれまでさまざまな勉強法を紹介してきました。
「問題集の解き方」や「テストの受け方」とか解説してきたと思います。
でもそこで一貫して話していることが「なぜあなたはそれをするんですか?」ってことです。
「どういった目的で問題集を解きますか?」
「テストを受けるのはなぜですか?」
まずそういったことをしっかりと押さえたうえで、具体的なノウハウに移っていったはずです。
なぜなら、本質的には問題集もテストも「手段」でしかないからなんですよ。
ノートも同じです。ノートを取るのも、そこに何か目的があるからです。
その目的をしっかりと意識しながらノートを取れていますか?ってことなんですね。
ノートを取る目的
じゃあノートを取る目的とは何なのか?僕の答えはこの2つですね。
・再現する・・・ノートを見ることで授業内容が頭に思い浮かぶか
・理解する・・・ノートを見て内容がすっきりと理解できるか
よくノートを取る時に、すごいきれいな字ですごいきれいなレイアウトで書く人っています。
特に女の子だと、綺麗にノートを取れたらなんか嬉しくなりますよね。たくさん色使ってノート書いたら可愛いですよね。
でもこの2つの目的を達成できるのであれば、そこまできれいなノートって作る必要はないんですよ。
逆にきれいなノートを作ることに集中しすぎると、授業の内容が頭に入ってこなかったりするんです。
多少のきれいさは必要ですよ。見返した時に何が書いてあるか分からないノートなんてノートの機能を果たしてませんから。
でも、すごくきれいにとらなくてもいいのです。最低限のキレイさがあればOKです。
ノートを取る2つの目的について話していきましょう。
まず1つ目として、ノートはその時の授業の内容を後から再現できるものでなくてはなりません。
ノートを見ることで「ああ、この授業はこの事についての内容だったな」「そういえば先生こんなこと言ってたな」って思い出せるようにするのが良いってこと。
ノートをきっかけとして授業風景が頭に思い浮かぶような、そういうノートの取り方をすべきということです。
すなわちノートを一生懸命取る前に、まず先生の話にしっかりと耳を傾けるってことが大事になってくるんですね。
2つ目に、ノートを見た時に内容がスッキリと理解できるようなノートでなければなりません。
ポイントは「スッキリと」ということです。パッと見ただけで大事なところが分かるようにしてください。
文章がズラ~っと書かれていて、ちゃんと読んでいかないと内容が理解できないみたいなノート作りはあんまり良くないんですね。
なぜなら、それなら教科書を見ればいいだけの話だからです。
なぜノートを取るのかというと、教科書だと文章だけで書かれていて「分かりにくいな~」って思う所を、ノートで視覚的に理解できるように変換するためなんです。
だから、文字ばっかりで書かれているノートってあんまり意味がないんですね。
矢印をたくさん使ったり、色ペンで大事な部分とそうでない部分で見た目の強弱をつけてあったりするノートが好ましいのです。
もっと言えば「自分はこんなふうに書いたほうが理解がしやすいな」と思えば、先生の板書通りにノートを取る必要なんて全く無いんですよ。
あえて言うなら、先生の板書を丸写しする行為はなるべくやめたほうが良いです。
丸写しする行為そのものはあまり問題ではないんですが、その丸写ししている瞬間において「あなたはちゃんと書いてあることを理解しながら板書してますか?」ってことなんです。
何も考えずにただひたすらペンを動かしている時点で、それは勉強ではなく「作業」になってしまってます。
コンビニでレジしてる人と同じ。何も考えず商品をピッしてお会計してるだけの「作業」です。
でも勉強してる時には頭をグルグル働かせないといけません。思考停止して作業になってる勉強に意味はないんです。
・再現性はあるか
・すっきりと簡潔に理解できるか
これを常に意識しながらノートを取ってください。
ちょこっと応用
さて、ノートを取る目的を意識してもらえばじゅうぶんなんですが、ひとつだけ効果の高い具体的なノートの取り方を紹介します。
まず、ノートのどこかに線引きしてちょっとした余白を作ってください。
そして授業の内容をノートに取ったら、授業の終わりの時にその内容の要約(一番重要なこと)をあらかじめ作っておいた余白に書き込むんです。
これをすると何が良いかというと、先ほど話した「ノートを見て内容がスッキリと理解できる」というのがメチャメチャしやすくなるんですね。
図の通りにノートを取れば、ノートを開けばいちばん下に「最も重要な事」が書かれているわけじゃないですか。
授業内容の「核」となる部分が一発で分かるんで、スッキリと理解しやすいですよ。
試行錯誤してやっていこう
まとめです。
・「なぜノートを取っているのか?」を常に頭の中に置いておく
・ノートのコツは「再現性」と「理解のしやすさ」
ノートって自由に取っていいんですよね。
必ず板書通りに書く必要はないし、自分が「こんなふうにノートを取ったらもっと見やすいんじゃないか」って思ったことはどんどんしていっていいんです。
どうせ、自分しか見ない物なのでね。
試行錯誤していきながら、自分が最適だと思うノートを作っていってください。
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