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池波正太郎(著)『真田太平記』の聖地を巡る。

歴史小説が好きになったきっかけは、池波正太郎(著)『真田太平記』でした。
文字数は意外と少ないとはいえ、全12巻を読み切ったことは、大きな自信につながりました。

武田軍の「長篠の戦」での敗戦から、大坂夏の陣までの戦国の世を描いた物語は、読み応え十分でした。

この小説の聖地の一つである、大阪の真田山地区を巡ってきました。
土地の低い大阪平野ですが、この辺りだけは上町台地と呼ばれるところで、段差や坂道の多い地形となっています。
如何にも「真田丸」の面影を感じさせらます。

三光神社の真田幸村の像の横には「真田の抜け穴」が残されており、歴史を感じさせられます。
この穴は、大阪城まで繋がっていると言われていますが、本当でしょうか。

三光神社 真田幸村像と真田の抜け穴跡


3年前には、「関ヶ原の戦い」の時に、徳川秀忠軍と戦った、信州「上田城」にも行ってきました。
その前には蟄居となっていた、高野山の九度山にも行ったことがあります。

上田城

残念ながら、九度山の写真が残っていないので、機会があればもう一度、訪れてみたいと思っています。

歴史小説は、こうやって聖地を巡る楽しみがあります。
読書を読書で終わらせないというのが、私の些細な拘りであります。


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