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【読書】宇佐見りん(著)『推し、燃ゆ』を読み始める。

今現在、伊吹勇喜(著)『犬がいた季節』を読んでいて、いよいよ終盤に差し掛かっているところです。
普段は、小説の並行読書はしないことにしているのですが、あまりにいい物語で、読み終わってしまうのが勿体無いので、一旦、読むのを止めて、別の小説を読み始める事にしました。
最後まで読みたいという感覚を、少しでも長く味わいたいと考えた訳です。

先日、「文学フリマ東京36」に行ってから、「推し」という言葉が何故か頭の中に残っていました。
そう言われれば、最近よく聞く言葉のようにも感じたので、「推し 流行語」で検索してみると2021年の流行語大賞に「推し活」という言葉がノミネートされていたことがわかりました。
自分の好きなアイドルやバンドを応援する活動のことを「推し活」というようです。

そして、検索結果の中に、宇佐見りん(著)『推し、燃ゆ』という小説が引っ掛かりました。
この小説は、2021年に第164回芥川賞を受賞しています。
もしかして、この本が「推し活」という言葉の火付け役となったのでしょうか。
最近の流行語は、60歳前のおじさんには、よく分からない世界になってしまっています。

いつものように、あらすじやレヴューなどの情報をできる限る遮断をして、読み始めています。
かなり若者向けの物語りのようですが、60歳前のおじさんが読んでも大丈夫なのでしょうか。
少しばかり不安な気持ちですが、読書する事に、ジェンダーもジェネレーションも、フリーの世界だと信じて読み進めていきます。


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