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【読書】『仕事に効く教養としての「世界史」』〜楽しみながら学べる本〜

出口治明さんの著書は、いつかは読みたいと思っていましたが、何故かその機会がありませんでした。
ある本屋さんに行ったときに目に留まったので購入をし、読み始めています。

歴史を学んでいて、その事が直接、仕事で役に立ったと感じたことは殆どありません。
私の場合、海外に行くことはありませんし、外国の方とお話しをすることも無いので、世界史を知らなくても、あまり困ることはありません。
国内はいろんなところに行ったり、各所の出身の方とお話しをすることが多いので、日本史の方は役に立ちます。

タイトルの通り、「仕事に効く」というイメージは何とくわかります。
「役に立つ」ではなく、「効く」なのです。
「薬が効いてきた」という使い方を、よくします。
病気に対して薬が効いてくるように、仕事に対して歴史が効いてくるのでしょう。

歴史を知ることで、現在の世界情勢を知ることができます。
そして、未来を予測することも出来ます。
そういう意味では、歴史を学ぶことが、仕事に効いているのかもしれません。
薬が効いてくると、知らないうちに病気が治っているのと同じように、歴史を学ぶ事も、知らないうちに仕事に効いているのでしょう。

私は、歴史というものを、ひとつの大きな物語りとして楽しんでいます。
その物語りの中には、たくさんの登場人物が出てきて、それぞれに物語りがあって、尽きることはありません。

『仕事に効く教養としての「世界史」』は、歴史の流れをとてもわかりやすく解説されています。
そこに、出口治明さんの経験や想いが入れ込まれていて、エッセイの様なイメージで読むことができます。

正に、楽しみながら歴史を学べる本です。

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