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5ヶ月ぶりに登山再開。八ヶ岳【天狗岳】に登る。

2022年4月2日土曜日。

約5ヶ月ぶりの登山・・・そして八ヶ岳。

厳冬期の登山は、装備も揃っていないため避けてきたが、下界では漸く桜の花もほぼ満開となり、再開をする。

とはいえ、4月最初の週末の八ヶ岳には雪がたっぷりとあり、まだまだ冬である。

前回、赤岳に登ったのは10月末で、雪が積もり始めてはいたが、大したことはなかった。


冬の登山の装備

冬の登山の装備で欠かせないのが、防寒対策の確りとしたジャケットであるが、非常に高価なものである。

世界の先進国の中で、最も厳しい環境に晒されている日本のサラリーマンが投資するにはハードルが高い。

今回はインナーを着込んで誤魔化し、夏に使うレイウェアで代用。


登山は「安全最優先」

雪対策に必要なアイゼンだが、所持しているのは軽アイゼンしかない。

そしてピッッケル。使い方すらあまり知らないし、新たに購入するとなるとこれも意外と高い。

登山の服装や道具は、とても高いものが多い。

上り始めてみると、ヘルメットを持っている人も多かった。

八ヶ岳は、夏はあまりヘルメットをしている人は少ないのだが、冬はやはり本格的な登山家が多いのかもしれない。

周りの人たちの装備を見ていて、決して無理はせずに、危険だと思えば迷わず撤退しようと決意してスタートする。

登山で一番大事なことは「安全最優先」である。


やっぱり冷たい冬の登山

歩き出して直ぐに後悔が襲ってきた。

手と足の指先が冷たくなってきた。
この冷たさに最後まで耐えきれるのか、恐ろしく不安になる。

手袋は二重にし、靴下は冬用のメリノウールを履いていたのだがやはり甘かったか。冬山を舐めてはいけないと痛感する。
早くも「撤退」のふた文字が頭をよぎる。

手先の冷たさは、腕をぐるぐる回すと少しは解消される。
遠心力を利用して血行を指先に送るのである。

しかし、足先はそういう訳にはいかない。
足を腕と同じようにぐるぐると回すにはかなりのテクニックがいる。
というか不可能だ。

それでも30分ほど歩くと、手先も足先も冷たさは無くなってきて一安心。


スマートウォッチを使う

今回、始めてスマートウォッチをつけて登山をした。

スマートウォッチをつけることによって、心拍数がリアルに確認できる。

急登が続くと息が上がってきて、心拍数も上がってくることは意識ができるが、その心拍数を数値で見れるのがいい。

急な上りが続くようなところで確認すると、心拍数は150を超えていた。

しばらく休憩すると、2〜3分で120以下に戻る。

そのようにすることによって、無理をしないペースで歩を進めることができた。


登山の装備を揃える楽しみ

いろんな装備を揃えることも登山という趣味の楽しみの一つである。

一般のスポーツウェアでも登山はできるが、温度調整が問題になる。

登山口と山頂では標高差があるため、当然温度差も発生する。

そして、山の天気は変わりやすい。

汗をかいた後、一気に体を冷やしてしまうこともある。

登山中は、基本的に服やインナーを着替えることを想定していない。

なので、温度調整は着ているものを増やしたり減らしたりして調整する。

そして汗が乾きやすい速乾性と、通気性が求められる。

登山のウェアや道具類にも沢山のブランドがある。

高価なハイブランドと言われるものもあれば、割とお求めやすいブランドもある。

あまり市場に出回っていないガレージブランドと呼ばれるものもあり、いろんな服や道具を試していくのも、登山という趣味の醍醐味でもある。








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