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『ボストン美術館展』を観て、刀剣をもっと観たくなった。

東京都美術館で開催されている展覧会、『芸術×力 ボストン美術館展』に行ってきました。

これまで私がみてきた国立新美術館での「メトロポリタン美術館展」やポーラ美術館での「モネからリヒターへ」、国立西洋美術館での「自然と人のダイアローグ」は西洋絵画が中心でした。

今回の展覧会は、西洋絵画だけでなく日本や中国の絵画、装飾品や絵巻や屏風、仏像、それに刀剣まで展示がされていて、美術に対する幅が広がった感じがします。

その中でも特に興味を惹きつけられたのが刀剣です。
展示がされていたのは『銘長光』という太刀と『銘来国俊』という短刀でした。
本物の日本刀を見るのは初めてだったので、日本刀ってこんなに綺麗なものなのか、と感動しました。
オンラインゲームの影響で、少し前から刀剣がブームになっていることは知っていたのですが、実際に本物を見るとその気持ちがわかります。
日本の刀剣には、歴史と物語があるのが面白いところです。

日本史のことは好きで、歴史小説はよく読んでいました。
NHKの大河ドラマもここ最近は欠かさず観て楽しんでいます。

装飾品や巻物などに全く興味はありませんでしたが、刀剣には少しばかり興味があったのです。
前から一度見てみたいなと思っていた刀剣があります。
それは、織田信長から黒田長政に渡ったいわれる『圧切長谷部(へしきりはせべ』と、朝倉家の家臣である真柄直隆が所用していたといわれる『太郎太刀』です。

『圧切長谷部』は現在、福岡市博物館に収蔵されており、国宝にも指定されています。
『太郎太刀』の方は、名古屋の熱田神宮が所蔵しており、熱田神宮内にある草薙館で常設展示がされています。

今回の展覧会で、日本の絵巻も面白かったのですが、刀剣をもっと色々とみてみたいと感じました。
先ずは名古屋の熱田神宮にある草薙館に行ってみたいと思っています。

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