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【読書】8月に読了した本、7冊。

8月は、7冊の本を読了しました。ペースとして、はまあまあといったところです。本屋さんで買った紙の本が4冊と、電子書籍が3冊になります。
思い返して見ると、今月もいい読書ができたと自負しており、自己肯定感が上がっています。

8月に読了した本

猪熊弦一郎(著)『マチスのみかた』

この本は、横浜の東急東横線、白楽駅の近くにある、「ブックカフェはるや」さんで出会いました。
東京都美術館で「マチス展」を見た後であったことから、お店に入って直ぐにこの本が目に留まりました。猪熊弦一郎先生が、実際にマチスを訪れるエピソードがとても印象的に描かれている本です。

田中孝幸(著)『13歳からの地政学』

「13歳からの」で始まるタイトルの本といえば、村上龍(著)『13歳からのハローワーク』を思い出します。13歳といえば、中学生1年生になる歳で、精神的にとても多感な時期です。この時期に勉強するかしないかで、一生が決まるような気がします。この大事な時期にぼーっと過ごした私は、こんな大人になってしまいました。

辻山良雄(著)『小さな声、光る棚』

私の好きな、荻窪にある「Title」という本屋さんの店主さんが書かれた、本屋さんの本です。本屋さんの店主には、本の声が聞こえるようなのです。そう言われると、私の部屋の本棚に並べられている本も、耳をすませば、何か呟いているように思えてきます。

いしかわゆき(著)『書く習慣』

この本は、電子書籍で読みました。本当は紙の本で読む方が、私は好きなのですが、電子書籍はやはり物理的に便利であり、ハイブリットで読書を楽しんでいます。
毎日、noteに文章を書いている私ですが、もう殆ど何のために書き出したのか、思い出すことができません。毎日、歯を磨かないと気持ちが悪いように、noteに文章を書かないと気持ち悪くなってしまいました。

宮崎直子(著)『鋼の自己肯定感』

「自己肯定感」とは何なのか、なかなか明確な答えを出すことができません。こうなればとことん「自己肯定感」という文字がタイトルについている本を読みまくってやろうかと思っています。

木皿泉(著)『昨日のカレー、明日のパン』

こういう小説、私は大好きです。
この本も、電子書籍で読みました。あとから思うとこんないい本が本棚にないのが寂しい限りです。

大治朋子(著)『人を動かすナラティブ』

読み終わるとこの本、付箋だらけになっていました。付箋を貼ったページを読み返すと、ラインを引いたりメモを書き込んだりしていたので、考え直すことができます。そういったところが、やはり紙の本のいいところです。

電子書籍VS紙の本

どっちに軍配が上がるかというと、やはり紙の本です。しかし、スマホがあればいつでもどこでも読むことができる電子書籍は、信じられないくらい便利なものです。基本的に私は、読み返すことが比較的に少ない小説は電子書籍で読むようにしています。しかし、『昨日のカレー、明日のパン』のように、読み返す機会は少ないかもしれませんが、自分の本棚に並べておきたいというのが本心です。読書というのは、ただ文字を読んで終わりではなくて、装丁も含めて余韻に浸れるところが楽しいのです。

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