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【読書】今村翔吾(著)『じんかん』を、学びながら読み進める。

今村翔吾(著)『じんかん』を読んでいます。
物語は、1531年まで進んできました。
「大物崩れ」で敗戦した、細川高国が自害したところまでです。

日本の戦国時代というのは、一般的に1467年の「応仁の乱」から始まって、1615年の「大阪夏の陣」までの事を言います。

私は日本の歴史の中で、戦国時代が好きなのですが、織田信長が織田家の家督を継いだ1552以降の後半の部分で、それ以前の前半の部分は良く分かっていませんでした。
なので、物語りに出てくる登場人物の事や、時代背景などを調べながら読んでいると、なかなか前に読み進める事ができません。

1531年の時点では、織田信長はまだ生まれてもいません。
主人公である松永久秀も、まだ23歳の若さです。
織田信長と松永久秀は、26歳の歳の差です。
この二人の関係がどのようになっていくのかというのが、この物語の面白いところの筈です。

知らない事を学びながら読む所に、歴史小説の良さがあります。
フィクションとノンフィクションが、うまい具合に混じり合った『じんかん』は、とても読み応えのある小説です。
しばらくは学びながら読み進める事になると思うので、読み終えるまでには大分、時間がかかりそうです。

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