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横浜、伊勢佐木町界隈で古本屋さん巡り

最近、古本屋さん巡りを始めています。
東京の吉祥寺、下北沢と古本屋さん巡りをしてきましたが、横浜の伊勢佐木町にも古本屋さんが多くあるとのことで、行ってきました。

JR京浜東北・根岸線の関内駅で下車しました。
関内駅は、横浜スタジアムにプロ野球を見に行く時に、何度も降りたことのある駅です。
横浜スタジアムに行くときは、南口改札から出ますが、今回は北口改札から出ます。

そこで、地図アプリを開き、「古本屋」で検索をします。
すると、駅の直ぐ近くに『関内BOOKバザール』というお店がヒットしました。

横浜、伊勢佐木町界隈の古本屋さん

関内BOOKバザール


関内駅前のCERTE(セルテ)という商業ビルの1階に店舗があります。
伊勢佐々木町とは反対の、関内駅の東側になります。
商業ビルに入っている古本屋さんって、どうなん?と思いましたが、行ってみると、れっきとした古本屋さんでした。
いきなり、吉祥寺や下北沢ではなかったパターンでした。


誠文堂書店

更に伊勢佐木町とは反対側の、「あかれんが倉庫」の方向に向かいます。
誠文堂書店さんは、ビルの2階に店舗があります。
階段を登って行くと、階段の途中から入り口の前まで本が並べえられています。古本屋さんあるあるです。
店内には、世界史や哲学系の難易度の高い本が中心に並べられています。
1万円以上するような、貴重な本でいっぱいです。
古本屋さんには珍しく、アール型の本棚になっています。
どこかの、図書館を思わせる雰囲気の棚です。


活刻堂

関内駅の方に戻って、伊勢佐木町に入ります。
関内駅から西の方向に向かって、歩行者専用の「伊勢佐木モール」という長い商店街になっています。
活刻堂さんは、商店街を曲がって、少し入ったところに店舗があります。
入って右側には、ショーケースいっぱいにフィギュアが並んでいます。
本棚には、全面的に茶色い、本当に古い本ばかりが並んでいます。


雲雀洞

商店街を西の方向に進みます。
雲雀洞さんは、商店街に面してお店があります。
店頭には100円の本がワゴンに乗せられています。
このパターンも、古本屋さんあるあるです。
店に入るには、手で引戸を開けます、自動ドアはありません。
これも古本屋さんあるあるです。
店内には、単行本や新書といった、小さめの本が棚にびっしりと詰まっています。


馬燈書

店の前には110円と330円の本が並べられており、セルフサービスとなっています。
支払いは、机の上に小さな金庫が置いてあって、そこにお金を入れるシステムです。
金庫ごと持って行かれたらどうするんだろうと思いましたが、きちんとワイヤーのようなもので繋がれていました。
店内はジャズがかかっています。
古本屋さんといえば、棚に入りきらない本を通路に山積みされているというイメージですが、このお店は棚に本が入っていないスペースが所々にあり、余裕を感じさせられました。

一番気になったのは、レジの前に藤田嗣治の自画像の木版画があり、32万円で売られていたことです。
あまり知識がないのでよくわかりませんが、なんといっても藤田嗣治の作品なので、もっと高いのではと思うのですが、木版画なので複製ができるからそれくらいが相場なのでしょうか。
いずれにしても、古本屋さんに藤田嗣治の作品が売られていたのが新鮮でした。
というか、本物の藤田嗣治の作品を見るのは、これが初めてでした。


伊勢佐木モール

伊勢佐木町界隈には、他にも古本屋さんがあるのですが、夜になってしまったので、本日はここまでとしました。

実は途中で、「横浜ユーラシア文化館」、「日本郵船歴史博物館」と「神奈川県立歴史博物館」に寄り道をしてしまい、古本屋さんを巡る時間が短くなってしまいました。

後日、続きの店を巡ってみたいと思います。

伊勢佐木町は、吉祥寺や下北沢と比べると、趣が少し違います。
歩いている人の平均年齢が少し上がります。
並んでいるお店も、レトロ感を感じさせらるお店が多くあります。
私にとっての本の聖地でる、「有隣堂 伊勢佐木本店」もあります。

横浜駅周辺や、みなとみらいとは違う、古き良き横浜を味わうことができる街です。


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