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【読書】『読書会という幸福』〜海外文学を読みたくなる〜

この本の中には、著者が参加さている読書会で課題となった本が、たくさん紹介されています。
著者の向井和美さんは、翻訳家でもあり図書館司書もされている方です。
読書会に参加されている方も、翻訳家の方が多いということで、紹介されている本は、全て海外文学です。

私はこれまで、海外文学を読んだことがありません。
なぜか、ハードルが高いイメージがあります。
しかし、この本を読んでいると、ものすごく興味湧いてきて、読みたくなりました。
その中でも、特に読みたいと思った作品をリストアップしてみました。


読んでみたい海外文学

ヴィクトル・ユゴー(著)『レ・ミゼラブル』『ノートル=ダム・ド・パリ』

『レ・ミゼラブル』は、昨年、映画で観ました。
ストーリーが分かっているので、多少はハードルが低いのかと思いましたが、解説を見ていると決してそうではないようです。
調べてみると、文庫本で、上巻が430ページ、下巻が480ページとなっています。
『ノートル=ダム・ド・パリ』の方も文庫本で、上巻が480ページ、下巻が576ページという大作です。
どちらも、気合を入れて読まないと、途中で挫折してしましそうです。

ヘミングウェイ(著)『老人と海』『武器よさらば』『移動祝祭日』

ヘミングウェイという作家の名前は、あまりにも有名です。
1954年には、ノーベル文学賞を受賞しています。
海外文学を読み始める、初心者向きなのではないかと思うのですが、実際にはどうなんでしょうか。

ロジェ・マルタン・デュ・ガール(著)『チボー家の人々』

現在、新書サイズで全13巻セットで販売されている、恐ろしく長い小説です。
こんな言葉は使いたくありませんが、「ヤバイ」です。
この小説を読み耽る少女を主人公にした、『黄色い本』という漫画があって、こちらから読んでみるのも面白いのかなと思っています。


ゴールズワージー(著)『林檎の樹』

文庫本で151ページです。
一気にハードルが下がる気がします。
恋愛小説ということもあって、読みやすいのかもしれません。

サマセット・モーム(著)『英国諜報員アシェンデン』

タイトルだけをみると、スパイ小説かと思ってしまいますが、そうでは無いようです。
しかし、エンタメント性が強いと解説されているので、読みやすいのでは無いかと思うのです。

カレン・ジョイ・ファウラー(著)『ジェイン・オースティンの読書会』

最後に、「読書会」を舞台にした作品です。
2007年には映画化もせれています。
先ずは、映画を観てみたいと思っています。


果たして、読める日はいつになるのか

今年になってから、本屋大賞のノミネート作品ばかり読んでいます。
本が売れないとはいうものの、新しい小説が本屋さんに並び続けています。
全ての本を読み尽くすことは、絶対に不可能です。
そこに、過去の小説も読みたくなって、さらに海外の作品もとなると、人生が何回あっても読み終えることはできません。
これはとても辛いことではありますが、考え方を変えれば、読みたい本がいくらでもあると言うのは、幸福なことです。
そして、読んだ本について語りあえる人がいれば、もっと幸福になれると思うのです。





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