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伊藤俊一(著)『荘園』を読みながら、日本史を学ぶメリットを考える。

伊藤秀一(著)『荘園』という新書を読み進めています。この本、私にとっては少し難しいことが多く書かれており、なかなかページが進みません。
分からない言葉が出てくる度に、調べながら読んでいるので、本当に大変です。

読み進めながら、なぜ、こんなに苦しみながら読んでいるのかと、思ってしまいます。
そこで今日は、日本史を学ぶことのメリットについて、考えてみました。


日本史を学ぶメリット

何歳になっても、学ぶことのメリットは山ほどあります。学ぶことがたくさんある中で、私がこれまで日本史を学んでいて良かったなと思ったことを、ご紹介したいと思います。

ドラマや小説を楽しめる

日本史を学ぶと、NHKの大河ドラマをはじめとする、歴史ドラマを楽しむことができます。いま放送されている「光る君へ」を、摂関政治とは何かを知った上で観るのと、知らないで観るのとでは、楽しみ方は全く違ってきます。

また、日本史を学ぶと歴史小説を楽しめます。歴史の背景をある程度学んでおかないと、歴史小説を楽しむことはできません。歴史小説を楽しめると読書の幅が広がり、人生が豊かになります。

旅行が楽しくなる

国内旅行の人気といえば、京都や奈良、鎌倉というところがいつも上位にあげられます。こういった古都を訪れたとき、歴史を知らなければ本当の意味で楽しむことはできません。

金閣寺を見て、「キレイだね❤️」で終わってしまうのと、足利義満ってどんな人物か、室町時代ってどんな時代だったのかということを知っているのとでは、楽しみ方が全く違ってきます。

東大寺の大仏殿を見て「でかっ!」と思うだけで終わるのと、奈良時代の旱魃や天然痘の流行という背景を知っているのとは大違いなのです。

尊敬される

ある会社の創業社長が、経営をご子息に譲って会長となるときに「院生は敷きません」という発言をすることがあります。こんなときに、「院生」の意味がわからないと困ります。

知ったかぶりをしていてもバレないかもしれませんが、「ああ、白河上皇にはならないんだな…。」とさりげなく呟くと、尊敬されること間違いなしです。

学ぶためのツールは本

日本史を学ぶメリットは他にもたくさんあります。しかしそれは日本史だけに限ったことではありません。物理や化学を学んでおくと、人生をもっと楽しむことができます。

今の世の中、別に学ばなくても生きてはいけます。知らないことがあっても、スマホがあれば直ぐに答えは出ます。しかし、調べなくても最初から知っていた方が楽しいのです。

そのためには学ぶことが必要です。
学ぶことによって、知らないことを知る瞬間が楽しいのです。
そして、学ぶための最高のツールが本です。

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