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【読書】『川のほとりに立つ者は」読了〜関西弁ですが、読み応え十分あります〜 

関西弁の小説というのは、なぜかとても軽い感じがします。
最初は、そういうノリで読み始めたこの小説ですが、中盤あたりから想像していた以上に、奥の深い物語になっていきます。
そして、緊張感の高まるシーンも盛り込まれていて、とても読み応えのある小説でした。
奥の深い真剣な物語りなのに、やはりどこかにお笑いの匂いが漂っています。
それはやはり、登場人物の台詞が全て関西弁だからと言えます。

私は字を書くのが下手で、それがとてもプレッシャーでした。
なので、ワープロが流行り出した頃はとてもありがたかったのです。
そして今はパソコンやスマホが主流になって、字を書く機会が本当に少なくなりました。
それでも、字を書くことがが全くなくなったのではありません。
寧ろ、重要な時ほど自筆を求められたりします。
そんな時の為に、通信講座で字の練習をしました。
少しは上達をしましたが、客観的に他人と比べてみると、やはり下手です。

今、テレビ朝日で『リエゾン 子供のこころの診療所』というドラマが放映されています。
私にとって、最近では珍しく観ているドラマなのですが、そういうこともあって、色々と考えさせられる小説でした。
そして、友情と恋愛、家族、生き方や人間関係についても、改めて向き合いたくなる物語です。

本屋大賞のノミネート作品、これで3冊読みましたが、どの作品が大賞に選ばれてもおかしくないと思えるほど、楽しく読ませていただきました。



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