【読書】『リーダーの仮面』〜リーダーになった人のメンタルが心配になる〜
Amazonに注文をして届いたこの本、装丁がとてもかっこいいデザインです。
表紙、背表紙ともに全体は紺色で、「リーダーの仮面」というタイトルが四角く銀色で囲まれていています。
あまり目立ちませんが、よく見て触ってみると、エンボス加工が施されています。
小口は、辞書のようなインデックスになっています。
私は、こういう装丁の本が好きです。
ピンク色の帯には、「2021年、2022年 2年連続で一番売れてるリーダーシップ本!」と書かれています。
60万部を突破しているそうです。
世の中、悩んでいるリーダーがそんなに多いのでしょうか。
内容はというと、これまで巷によくあるリーダーシップ本とは、ほぼ正反対のことが書かれています。
この本に書かれている通りに実行しようと思うと、相当な勇気と覚悟が必要です。
中途半端にやってしまうと、大変なことになります。
この本に書かれていることの、一部だけを取り入れようとしてもダメです。
徹底して実行しないと、成功しません。
それに、組織全体で取り組まなければ成功しません。
自分の部署だけこのやり方をしようと思っても、うまくいかないのは目に見えています。
書かれていることに、納得させられることは多くあります。
しかし、私には実行する勇気はありません。
この本に書かれているリーダー像は、プロ野球の監督で例えると、元中日ドラゴンズの落合博満監督のようなイメージです。
成果重視です。
成果を上げる為なら、感情は捨てないといけないのです。
それが結果的に、部下の成長につながるのです。
その方が、部下にとっては幸せなのです。
ホワイト企業なのに、早くに退職する新入社員が多いと聞きます。
やはりリーダーは、仕事に対しては厳しく指導する必要があります。
それでいて、メンタルやストレスにも気を配らなければいけないのです。
リーダーというのは、本当に大変な仕事だと思います。
リーダーになった人の、メンタルが心配です。
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