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読書日記⑮四十歳、未婚出産/垣谷 美雨

こんにちは。

少し読書日記空いてしまいましたが、本はめちゃめちゃ読んどります。笑

ここ5日ほどは毎日1冊のペースで読んでまして、読書の暴飲暴食状態。というのも、垣谷先生の本が面白すぎて、やめたくてもやめられない。もう図書館にある垣谷先生の本全部読んでやろうと思っています。

さて、こちらも面白かった。本日紹介する本はこちらです。

①四十歳、未婚出産/幻冬舎文庫/垣谷 美雨

結婚も出産も諦めつつあった主人公の宮村優子。会社の後輩との一夜限りの関係で妊娠発覚。40歳、しかも未婚。でも赤ちゃんを産みたい。無責任な相手、その彼女からの嫉妬に耐え、マタハラ上司や頭の固い親戚に囲まれて、優子はどうやって出産を迎えるのか?!

「○○します」というようないつものタイトルと違ったので、ちょっと重そうな本かな?と思いましたが、いつもの垣内先生節が十二分に発揮されて、ちょっと厚めなんですが1日で読みました。読み終わった後、面白すぎて興奮しすぎて脳が冴えわたり、2時間くらい寝付けませんでした。夜に読むのはおすすめしません。笑

主人公の優子には姉と兄がいます。この二人を中心に家族や親戚も多く登場し、結構”家族の話”だったりします。離婚、嫁姑問題、外国人との結婚など色んな事情を抱えています。この本を含め垣谷先生の本は、主人公以外の登場人物の事情が見え隠れすることが多く、”隣の芝は青い”ことを知らしめてくれる作品が多いです。

後輩男子の無責任さやマタハラおやじは、ほんと腹立たしい。めっちゃイライラします、特に女性は共感ポイントが多いかも。でもそれが良いスパイスとなり、次はどんなムカつく言動を繰り出すのか、気になってページが進んじゃうんですよね。

本当に垣谷先生の本ははずれがない。まだまだ読まなきゃいけない本がいっぱい!

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