読書日記⑰姑の遺品整理は、迷惑です/垣谷美雨
こんにちは。
今週から転職活動も始めた私です。休職期間はだらだら好きなように生活していたので、そろそろ生活リズムも戻していかなくちゃ。
①姑の遺品整理は、迷惑です/双葉社/垣谷美雨
突然倒れて亡くなってしまった姑。残された部屋は3DKだから、きっとすぐ片付くはず・・・。そう思っていたのに、ダイレクトメールやら押入れ、食器、物が溢れてしかたない。お義母さん、どうしてちゃんと整理していおいてくれなかったんですかっ!義母が残したものやご近所様との関係から、義母がどんな人だったのか、だんだん気づいていくー。
これもタイトルからすごく気になっていたやつ。垣谷先生の本なので、言わずもがな面白いです。内容は、姑の遺品整理を嫁がする話なんですが、いやー大変そうですね。私自身も引っ越しするたび毎回なんでこんなに物が多いのかびっくりします(自称ミニマリストなのにな・・・)。
垣谷先生の本って、大体夫の実家は敵なんですが、今回は義母って思ったよりいいやつジャンとなって終わります。てっきり姑がどんなにひどい奴なのかという話と思っていたので、良い意味で裏切られました。たまにはハッピーエンドもいいな。嫌いだったかもしれないけど、色んなきっかけで相手のことをちょっとでも理解できるってのはいいですね。
あと、義実家のものって自分にとってはごみでしかないけど、夫には思い出の詰まった物ばかりで捨てたくない気持ち、逆に実家を売りに出すのは悲しくなる気持ち、どれも分かるような気がします。家の父も、両親(私からすると祖父母)が亡くなって実家の荷物を持って帰ってくるようになりました。それに母が怒っている。この本と全く同じことが起きてます。笑
私は自称ミニマリストなので、死ぬ時にはスーツケース1個分の荷物で死にたいな。
今回も垣谷先生作品でした。どんなけ垣谷先生フリークなんだ。笑 というか、最近読んでるのって、
垣谷美雨
辻村深月
奥田英朗
原田マハ
ばっかりです。レパートリー少な。
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