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勉強嫌いな生徒との付き合い方①

僕はこれまで集団・個別、どちらの塾でも講師をしてきました。
塾というのはとても不思議なもので、学校での勉強が簡単すぎるという子から、全くついていけない子までが幅広く集まります。
僕は勉強が得意な子・苦手な子をどちらも指導してきましたし、どちらも合格を獲得してきましたが、やはりその指導法は全く違うものとなります。

今回は「勉強が嫌いで、先生というものも嫌い」という子に対する僕の接し方を紹介しようと思います。

~目標:先生を好きになってもらう~

まず初めに、勉強が大嫌いな子に対する指導姿勢としてのゴールというものは、すでに書いてある通り「先生を好きにさせる」ということです。

これはもちろん恋愛的な意味ではなく「この先生が言うのならやってみよう」と言う気にさせるのです。
誰しも学生の頃、学校で仲の良い先生というのがいたと思います。
嫌いな先生が「席に着け」と言っても従いたくないのに、仲の良い先生が「席に着け」と言うとなぜかすぐに従ってしまう経験はありませんでしたか?

勉強も同じで、親御さんに無理やり塾に行かされているような子でも、講師を好きになると少しずつ勉強をするようになるんです。
これを「子供と慣れ合ってはいけない」と律する人もいます。
もちろんその通りだと思いますが、成績を上げて志望校に合格してもらうためにはこの方法が適する子もいるということを理解してほしいと思います。

これから数回に分けて、僕が実践していた方法を書いてみようと思います。



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